きものを学びたい気持ちがいろいろ!
高校を出てからの進学、大学で洋裁を学んでからの進学、社会人からもう一度学びたいという方、さまざまな希望を胸に進学しています。みなさんの参考にどうぞご覧下さい。
「着付けを習って欲しい」という祖母と約束したこの一言がこの学校に入学したきっかけでした。しかし約束した後、祖母は突然お空に行ってしまいました。
それまで進路というものを深く考えていなかった私が初めて自分で進学先を調べて行きたいと思った学校が清水とき・きものアカデミアでした。
私は元々手先が器用ではないし、出来るようになるまで人一倍時間がかかってしまいます。そんな不安を持ちながら入学しましたが、授業を受けてみるとやはり最初は難しかったのですが、同じことを何度聞いても先生は必ず私が分かるまで教えてくれました。そしてどんなに出来が上手くいかなくても沢山褒めてくれました。
そんな環境で一年通っていると、今では卒業式に着る振袖を縫えるようになっています。浴衣も袷も縫えるようになり、毎日学校が楽しいです。コツコツと頑張れば確実に自分の力になると感じています。
祖母にきものの学校に行くと伝えることが出来なかったのですが、卒業後もきもの関連のお仕事に就いて祖母に恩返しすることが今の私の夢です。
私は高校生の時に何か日本の伝統文化に携わりたいと思い進路に悩んでいたところ、清水学園を知り進学を考えました。
しかし親からの同意が得られず地元の短期大学に進学後、一度は企業に就職しましたがすぐに辞めてしまい、家に籠りがちになった時にふと自分の本当にやりたかったことを改めて考えた結果、私はきものという形で日本の伝統文化に携わっていきたいと思い、再びこの学校に進学することを決めました。
入学した当初は家庭科での裁縫が出来ていたから余裕かなと謎の自信をもって和裁の授業に挑みましたが、運針がまともにできず苦労しました。今でも運針が苦手なのですが、初めの頃よりは上手くできているような気がしています。
こうして四苦八苦の末に出来上がった浴衣やきものはとても愛おしくかけがえのない宝物です。
今はきものを着る人が少なくなっていますが、時代に合った色や柄を取り入れつつ伝統を守りながら発信し、新たな魅せ方で若い人達に伝えていくことが出来ればきものに興味を持つ人はきっと増えると考えています。そのために私はもっと自信をもってきものの魅力を伝えられるよう頑張ります。
皆さんもこの学校でぜひきものの魅力に引きこまれて下さい。
20代の頃、勤めていた会社を辞めて、和裁士養成所に入る計画を立てたのですが、経済的理由で断念することになってしまいました。その後も和裁を学びたいという思いはずっと持ち続けていましたが、結婚や育児でほぼ諦めていました。
でも下の子の大学進学を期に、今ならできる、今を逃したらもうできないと考え、挑戦することを決めてこの学校に入学しました。
きものの知識はゼロでしたが、和裁だけでなくきものの基礎知識や着付けなど各専門の先生方が熱心に丁寧に教えて下さっています。
クラスメートにも恵まれ、皆自分の子供と同世代ですが、仲良くしてくれます。
和裁は自分のペースで課題を進められ、先生が一人一人対面で丁寧に教えて下さり、同じことを何度も聞いてしまうこともありますが、根気強く教えて下さいます。年齢のこともあり、覚えるのに時間がかかることもありますが、長年の思いを実現でき、毎日針を持っている時間がとても楽しく充実した日々を過ごせています。
学校は少人数制なのでアットホームな雰囲気で、先生方は学生をいつも気にかけて声をかけて下さるので、いろいろなことが相談しやすく安心して学校生活を送ることができています。
先生方が受け継がれ、守ってきた日本文化や伝統を私も受け継ぎ、微力でも後世に伝えるお手伝いができるよう「子供たちに裁縫の楽しさを教える」という目標に向かって頑張っていきたいと思っています。
私は幼い頃からきものが好きで、きものに関わる仕事がしたいという思いから、この学校に入学しました。
少人数制の授業のため、質問がしやすく、自分のペースで作品制作に取り組むことができます。
座学から実技まできものについて幅広く学べる環境が整っていて、先生方が実際に着用されているきものや学校で保管されている珍しいきものの資料を間近で見ることができるので、日々新しい知識が増えていくことを感じることができます。
また反物から自分で選び、自分のサイズに合わせて仕立てることができるので、作品を着ることを楽しみに仕立てています。
在学中に新しくきものを仕立てることや古いきものをお直しすることの両方を身につけていきたいと思っています。
私は子供の頃から祖母の影響で裁縫が好きで、将来は日本伝統技術に関わる仕事に就くことを目標に専門学校で技術を学ぼうと思い、この学校に入学しました。
最初のうちは針が思うように進まなかったり、針目が大きくなってしまうなど和裁の専門的な技術や「くけ」などの和裁用語を覚えるのに苦労しましたが、初めて自分の力で浴衣を縫って着た時は何とも言えない達成感を感じることができました。
「自分で仕立てたきものを自分で着付けをして街や劇場に遊びに行く」これも清水学園の楽しさではないでしょうか。
和裁の授業ではレースやオーガンジーを使ったものやデザインを工夫したり、着付けも個性的な帯や小物との組み合わせをすることで古典的な装いだけでなく、生徒一人一人の個性を活かした「イマドキきもの」だって作れます!
難しいことも経験豊富なたのもしい先生方からいろいろと助けて下さいます。
就職についても学校の就職説明会に参加した時に「法衣」や「法衣店」について知ることができて、京都に「京法衣組合」という組織があることが分かり、その組合の中の一社に就職が決定しました。これもこの学園に来なければ絶対に分からなかったことです。
卒業までにまだまだ作りたいものがいっぱいありますので、これからも学んだことを一つ一つ大切にしながら楽しい学園生活を送ることができればいいと思っています。皆さんもぜひ本校に入学してたくさんきものを作って下さい。
私は着付けを10年程習っていましたが、仕事にする自信は無く、今後について悩んでいました。そんな時に清水学園のことを知り、この学校で専門的に勉強したいと思い、仕事を辞めて入学することを決めました。
清水学園に進学を決めた大きな理由はきものの知識だけではなく多岐にわたる実技を学ぶことができることです。きものに携わる仕事をするには知識だけではなく和裁技術や染めなど自分で体験して学ぶことが必要だと思ったからです。
実際に授業を受けてみて、初めて知ることも多く、今まで座学や本だけで得た知識では全然足りていなかったことを痛感しています。若い頃と違い、試験勉強や細かい作業など大変なこともありますが、「学ぶ」ことがとても楽しく、充実した学園生活を過ごしています。
入学前は仕事を辞めるなど不安もたくさんありましたが、今は諦めずに挑戦して本当に良かったと思っています。私と同じように悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。
私は高校生の時に浴衣を染める機会があり、元々和装や日本の伝統文化に興味があったので、きものについて学びたいと思い、この学校に入学を決めました。
最初の頃は針を持つことがなかったので浴衣を一着縫うのにも時間がかかってしまったり、着装でも手間取ったりしてしまうこともありましたが、少人数制の学校なので先生に質問もしやすく、先生方も根気よく教えて下さるので楽しく授業を受けることができます。
そしてこの学校は多くの資格を取ることができます。中には任意で自分で手続きをしなければならないものもありますが、取得しておいて損はありません。
現在では日常生活できものを着る機会はなかなかありません。私は少しでもきもの文化を世の中に広げられるよう、きものに関わる仕事に就きたいと思っています。
きものが好きな方、少しでもきものに興味があるという方は是非この学校に入学して色々なことに挑戦してみて下さい。
私はきものの染色の職人になりたくて、きものについてもっと詳しく知るためにこの学校に入学しました。今は日本刺繍や染色の授業、月に2回あるきもの文化検定の授業が楽しいです。
作品の制作は少しずつ技術を学んで段々とできるようになるのを実感できてやりがいがあります。自分の初めての浴衣が縫えた時は感動しました。
今の目標は和裁検定やきもの文化検定などの検定試験があるのでそれに合格することです。絞り染めの授業も現在風呂敷を制作中で、自分で決めた図案で絞り染めをするので完成がとても楽しみです。
この学校は実技中心の学校なので、入学したいなと考えている方は自分が何をしたいのかをしっかり決めておくと楽しい学校生活になると思います。学校のイベントも楽しいし、図書室にはなかなか読めないような本が沢山あって歴史がある分、自分で調べるだけじゃ知ることができないことも学ぶことができるので、きものが大好きな人はいい経験ができると思います。
私がこの学校を選んだ理由は祖母と同じ仕立て屋さんになりたいからです。私は祖母が在宅で和裁の仕事をしている姿を見て育ちました。祖母は仕事を辞めてしまいましたが、洗い張りした反物がまだたくさん残っているので私が縫えたらと思い入学しました。
入学当時私は20歳でしたので高校から入った同級生と仲良くなれるか心配でしたが実際の同級生は年齢がバラバラで年齢に関係なく仲良くなることができました。今ではうるさいくらい皆でおしゃべりしています。
入学当初はきものや和裁の知識が全く無く、単衣と袷の違いも、きものには色々な生地の種類があることも知らなかったのですが、先生方が丁寧に教えて下さったので一から学ぶことができました。
この学校は少人数制の学校なので、その分先生方は手厚く教えて下さいます。
とても質問しやすい環境なので、分からずじまいということはありません。
自分の好きな作品をイメージした着物を自分の手で作りたいと思い、着物の専門学校を調べ、この学校に入学しました。また、自分で作った着物を着て出かけて写真に残して思い出にしたいという思いもありました。
着物の名称や歴史など、覚えることは沢山ありますが、名称などは着物を作っていくうちに少しずつ覚えていけたらいいなと思っています。授業もやりがいがあって楽しいです。
私がきものに興味を持ったきっかけは、アンティークきものの展示を見たことです。独学で着付けを勉強しましたが、正絹のきもののしっとりした落ち感、滑らかな触り心地にとても感動しました。また、日本画が好きなので絵画の中の女性の装い、きものや髪形、化粧、帯留や草履がどのようなものか研究してリアルに再現したいと思っています。
学園生活では、毎日先生や友達ときものの話しをして、たくさんの発見があります。古いきものでも、ほどいて洗い張りしたり、汚れたところに装飾を施したりすることで、ずっと長く着られることを知って驚きました。これからも大好きなきもの文化をたくさんの人達に伝えられるよういろいろなことを学んでいきたいと思っています。
私はフラワーデザイナーの専門学校卒業後フローリストとして仕事をしていました。
その際、きもの姿のお客様と接する機会がたくさんあったこと、もともと日本の伝統に関わる仕事がしてみたいと思っていたこと、きものへの関心と興味があったことから、本校への入学を決めました。
私がこの学校で1番魅力的だと思ったのは、少人数制の授業です。一人ひとりにあった進め方で、一から丁寧に指導していただけるのはこの学校の強みだと思います。きものに関する知識がなくても、しっかり教えてもらえるので安心して入学できると思います。
将来は、きものがもっと身近になるように、若い世代に関心や興味を与え、老若男女、人種や障害の有無に関わらず「その人だから美しく着ることができるきもの」を仕立て着てもらえるようにサポートできる人になることが私の最終目標です。
私がきものを学ぼうと思ったきっかけは、中学校の課題できものをデザインした事でした。洋服とは違い、表に見えるものは帯と着物の2種類しかないことが鮮明に記憶に残りました。そして沢山のきものの専門学校の中で本校を選んだ理由は、渋谷という都心で沢山の人が集まり、色々な景色や服を見る機会からインスピレーションが湧き、自分が作りたいものが明確になり素敵な作品が出来上がるからです。
これから製作していきたい作品は白のTシャツやトートバッグなどを染めて着物を着ない人でも日本の伝統的な技術の『染め』を沢山の人々に伝えられる様な作品を作っていきたいと思っています。
大人になってからきものの勉強をしたいと思い立った折に、学習できる内容と生活・収入のバランスを考えて夜間部へ入学し、プロ科まで進級することを決めました。私はきものの作り手になりたいと思っています。
本校では、きものを作る過程(染色、刺繍、和裁)を幅広く技術を学ぶことができます。これは工房に見習いで就職して勉強した場合、叶わないことです。また、良いきものを作るには、作るだけではなく着方も知らないといけません。当然この学校では着付けも勉強できます。プロ科まで進級することでより難しい課題や資格試験に挑戦でき、七五三の祝着や婚礼衣装の作り方まで学ぶこともできます。この学校は生徒の自主性を重んじる校風ですので、現代ではあまり馴染みのない作り方のきものも、洋服地を使うような新しいきものも、経験と知識の豊富な先生方が完成するようにサポートしてくださいます。実例を挙げますと、裾にふき綿を入れたふき綿仕立ての訪問着や、大きな被布衿がついたコートを作りました。卒業までの目標は白無垢一式の作成です。入学して以来、作りたいものを自由に作れる校風を最大の魅力に感じます。何を始めるにも遅いことはないのです。何にでも挑戦してください!