きものを学びたい気持ちがいろいろ!
高校を出てからの進学、大学で洋裁を学んでからの進学、社会人からもう一度学びたいという方、さまざまな希望を胸に進学しています。みなさんの参考にどうぞご覧下さい。
私は着付けを10年程習っていましたが、仕事にする自信は無く、今後について悩んでいました。そんな時に清水学園のことを知り、この学校で専門的に勉強したいと思い、仕事を辞めて入学することを決めました。
清水学園に進学を決めた大きな理由はきものの知識だけではなく多岐にわたる実技を学ぶことができることです。きものに携わる仕事をするには知識だけではなく和裁技術や染めなど自分で体験して学ぶことが必要だと思ったからです。
実際に授業を受けてみて、初めて知ることも多く、今まで座学や本だけで得た知識では全然足りていなかったことを痛感しています。若い頃と違い、試験勉強や細かい作業など大変なこともありますが、「学ぶ」ことがとても楽しく、充実した学園生活を過ごしています。
入学前は仕事を辞めるなど不安もたくさんありましたが、今は諦めずに挑戦して本当に良かったと思っています。私と同じように悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。
私は高校生の時に浴衣を染める機会があり、元々和装や日本の伝統文化に興味があったので、きものについて学びたいと思い、この学校に入学を決めました。
最初の頃は針を持つことがなかったので浴衣を一着縫うのにも時間がかかってしまったり、着装でも手間取ったりしてしまうこともありましたが、少人数制の学校なので先生に質問もしやすく、先生方も根気よく教えて下さるので楽しく授業を受けることができます。
そしてこの学校は多くの資格を取ることができます。中には任意で自分で手続きをしなければならないものもありますが、取得しておいて損はありません。
現在では日常生活できものを着る機会はなかなかありません。私は少しでもきもの文化を世の中に広げられるよう、きものに関わる仕事に就きたいと思っています。
きものが好きな方、少しでもきものに興味があるという方は是非この学校に入学して色々なことに挑戦してみて下さい。
私はきものの染色の職人になりたくて、きものについてもっと詳しく知るためにこの学校に入学しました。今は日本刺繍や染色の授業、月に2回あるきもの文化検定の授業が楽しいです。
作品の制作は少しずつ技術を学んで段々とできるようになるのを実感できてやりがいがあります。自分の初めての浴衣が縫えた時は感動しました。
今の目標は和裁検定やきもの文化検定などの検定試験があるのでそれに合格することです。絞り染めの授業も現在風呂敷を制作中で、自分で決めた図案で絞り染めをするので完成がとても楽しみです。
この学校は実技中心の学校なので、入学したいなと考えている方は自分が何をしたいのかをしっかり決めておくと楽しい学校生活になると思います。学校のイベントも楽しいし、図書室にはなかなか読めないような本が沢山あって歴史がある分、自分で調べるだけじゃ知ることができないことも学ぶことができるので、きものが大好きな人はいい経験ができると思います。
私がこの学校を選んだ理由は祖母と同じ仕立て屋さんになりたいからです。私は祖母が在宅で和裁の仕事をしている姿を見て育ちました。祖母は仕事を辞めてしまいましたが、洗い張りした反物がまだたくさん残っているので私が縫えたらと思い入学しました。
入学当時私は20歳でしたので高校から入った同級生と仲良くなれるか心配でしたが実際の同級生は年齢がバラバラで年齢に関係なく仲良くなることができました。今ではうるさいくらい皆でおしゃべりしています。
入学当初はきものや和裁の知識が全く無く、単衣と袷の違いも、きものには色々な生地の種類があることも知らなかったのですが、先生方が丁寧に教えて下さったので一から学ぶことができました。
この学校は少人数制の学校なので、その分先生方は手厚く教えて下さいます。
とても質問しやすい環境なので、分からずじまいということはありません。
自分の好きな作品をイメージした着物を自分の手で作りたいと思い、着物の専門学校を調べ、この学校に入学しました。また、自分で作った着物を着て出かけて写真に残して思い出にしたいという思いもありました。
着物の名称や歴史など、覚えることは沢山ありますが、名称などは着物を作っていくうちに少しずつ覚えていけたらいいなと思っています。授業もやりがいがあって楽しいです。
私がきものに興味を持ったきっかけは、アンティークきものの展示を見たことです。独学で着付けを勉強しましたが、正絹のきもののしっとりした落ち感、滑らかな触り心地にとても感動しました。また、日本画が好きなので絵画の中の女性の装い、きものや髪形、化粧、帯留や草履がどのようなものか研究してリアルに再現したいと思っています。
学園生活では、毎日先生や友達ときものの話しをして、たくさんの発見があります。古いきものでも、ほどいて洗い張りしたり、汚れたところに装飾を施したりすることで、ずっと長く着られることを知って驚きました。これからも大好きなきもの文化をたくさんの人達に伝えられるよういろいろなことを学んでいきたいと思っています。
私はフラワーデザイナーの専門学校卒業後フローリストとして仕事をしていました。
その際、きもの姿のお客様と接する機会がたくさんあったこと、もともと日本の伝統に関わる仕事がしてみたいと思っていたこと、きものへの関心と興味があったことから、本校への入学を決めました。
私がこの学校で1番魅力的だと思ったのは、少人数制の授業です。一人ひとりにあった進め方で、一から丁寧に指導していただけるのはこの学校の強みだと思います。きものに関する知識がなくても、しっかり教えてもらえるので安心して入学できると思います。
将来は、きものがもっと身近になるように、若い世代に関心や興味を与え、老若男女、人種や障害の有無に関わらず「その人だから美しく着ることができるきもの」を仕立て着てもらえるようにサポートできる人になることが私の最終目標です。
私がきものを学ぼうと思ったきっかけは、中学校の課題できものをデザインした事でした。洋服とは違い、表に見えるものは帯と着物の2種類しかないことが鮮明に記憶に残りました。そして沢山のきものの専門学校の中で本校を選んだ理由は、渋谷という都心で沢山の人が集まり、色々な景色や服を見る機会からインスピレーションが湧き、自分が作りたいものが明確になり素敵な作品が出来上がるからです。
これから製作していきたい作品は白のTシャツやトートバッグなどを染めて着物を着ない人でも日本の伝統的な技術の『染め』を沢山の人々に伝えられる様な作品を作っていきたいと思っています。
大人になってからきものの勉強をしたいと思い立った折に、学習できる内容と生活・収入のバランスを考えて夜間部へ入学し、プロ科まで進級することを決めました。私はきものの作り手になりたいと思っています。
本校では、きものを作る過程(染色、刺繍、和裁)を幅広く技術を学ぶことができます。これは工房に見習いで就職して勉強した場合、叶わないことです。また、良いきものを作るには、作るだけではなく着方も知らないといけません。当然この学校では着付けも勉強できます。プロ科まで進級することでより難しい課題や資格試験に挑戦でき、七五三の祝着や婚礼衣装の作り方まで学ぶこともできます。この学校は生徒の自主性を重んじる校風ですので、現代ではあまり馴染みのない作り方のきものも、洋服地を使うような新しいきものも、経験と知識の豊富な先生方が完成するようにサポートしてくださいます。実例を挙げますと、裾にふき綿を入れたふき綿仕立ての訪問着や、大きな被布衿がついたコートを作りました。卒業までの目標は白無垢一式の作成です。入学して以来、作りたいものを自由に作れる校風を最大の魅力に感じます。何を始めるにも遅いことはないのです。何にでも挑戦してください!