専門学校 清水とき・きものアカデミア専門学校 清水とき・きものアカデミア
専門課程

Q&A(よくある質問)

漠然としたお悩み

 

Q:今、きものに興味があって、きものについて色々勉強したいのですが、まだ漠然としていて、何からやっていいかもわかりません。どうしたらいいでしょう?

A:高校を卒業後、大学、短大、専門学校と進路は分かれます。学業を学ぶのであれば大学や短大へ進む道があります。スペシャリストを目指すならば、その分野のことを専門的に学ぶ専門学校があります。自分が高校卒業後の2年~4年をどう過ごしたいのか、何を学びたいのか、どのような人と接することができるのかを考えた方がいいかもしれませんね。
当校は、高校卒業者及び大学・短大、他の専門学校および社会人が入学する専門課程と社会人や大学生、一般の方が週に一回単科で学べる別科があります。学ぶ以外にもさまざまな人との交流も生まれ、人としての幅もきっと磨かれると思います。
一度気軽に当校のオープンキャンパスや体験学習に参加してみてはいかがですか?

 

Q:きものが大好きで、和裁の勉強がしたいんですいけど、実は手先が不器用なんです。こんな私でも和裁の授業についていけるんでしょうか?

A:大丈夫です。「専門学校清水とき・きものアカデミア」の「きもの技術科」は、系統だったわかりやすい授業内容が自慢。できるようになるまで、親身になって指導します。器用なのはもちろんすばらしい才能ですが、きものを縫うときに大切なのはそれだけではありません。大切なのは、何よりもきものが好きだという気持ち、そしてそのきものに袖を通す人のことを想う心だと私たちは考えています。やり続けることで、自分の夢はきっとつかめるはずです。

 

Q:「清水学園」は、きもののスペシャリストを養成する学校だと聞きましたが校風を聞かせて下さい。

A:学校法人清水学園はアットホームな雰囲気が特長のひとつ。学園全体が、和気あいあいとした空気に満ちています。授業は、「きびしい」というよりも「懇切丁寧」という感じでしょうか。研修旅行、色々なイベントへの参加、見学会、自作自演のショーの開催など、「表現する場」がふんだんに用意されています。「専門学校 清水とき・きものアカデミア」は技術や知識を学ぶ場であることはもちろん、「豊かな感性と和の心を養う場」でもあるのです。

 

Q:和裁を全く経験したことがない初心者ですが大丈夫ですか?

A:現在は高校の家庭科の授業でも和裁を学ばない学校がほとんどですので、本校では針の持ち方や運針から始めますのでご安心下さい。初心者の方でも和裁を全く知らない方でもきものを縫うことができるようになります。

 

Q:和裁や日本刺繍や染色の経験がなくても授業についていけますか?

A:和裁を含め、日本刺繍、染色、着付けなどほぼ全員の方が本校に入学して初めて習うことになります。針の持ち方、基礎縫い、染料の扱い方、筆の持ち方、きものの着方、帯の結び方など、すべて初歩の段階から丁寧にご指導いたしますので、きものの制作技術について何も分からなくても大丈夫です。

 

Q:染色や日本刺繍に興味があるのですが、あまり絵心がありません。そんな人でも大丈夫でしょうか?

A:大丈夫です。紙やキャンバスに絵を描く技術と、友禅、絞り、日本刺繍の技術は全く別物だと先生もおっしゃっています。デザインが苦手な方にはやさしい技法や先生が所有する見本を使って作品を作ることもできます。ぜひ世界で一つだけの作品を制作して下さい。

学科関連(学科、授業、先生、資格、備品購入など)

 

Q:「専門課程」と「別科」の違いって何ですか?

A:専門課程はいわゆる「専門学校」としてコースになります。昼間部は2年制、夜間部は3年制で、昼間部、夜間部共に月曜日から金曜日まで毎日授業があります。
別科は専門課程とは異なる附帯教育としての単科講座です。こちらは週に1回(月4回)和裁、着装、染色、日本刺繍を学ぶことができる講座になっています。受講期間は1年で、1年経過後に上のクラスに進級することができます。

 

Q:「きもの芸術科」と「きもの技術科」の違いって何ですか?

A:「きもの芸術科」はきものの制作に関する和裁、染色、日本刺繍、着付けときものの制作に関する技術を総合的に学べる学科です。「きもの技術科」は和裁技術の習得に特化した学科になります。

 

Q:きもの芸術科の染色は何を学べますか?

A:きもの芸術科では1年生で絞り染、2年生で手描き友禅を学びます。どちらも基礎練習が終わると1年生では浴衣と帯(半幅帯)、2年生では帯を自分でデザインして染めるのが課題です。

 

Q:和裁ではどのようなものを作りますか?

A:まず針と糸に慣れていただくために運針練習からはじまり、基礎縫い、肌襦袢、女物浴衣、男物浴衣という順番で課題制作が進んでいきます。2年生では袷(あわせ)のきものや羽織、アンサンブル、袴などを制作します。
2年生の時に成人式を迎える方は自分の着る振袖を制作する方もいます。
卒業式には自分で仕立てたきものと袴で卒業証書を受け取ることを目標とします。
本校ホームページの学園からのお知らせ(ブログ)にも随時生徒の作品を掲載していますので、ぜひご覧下さい。

 

Q:授業は実習のみですか?

A:授業は実習が中心となりますが、他に和裁なら和裁の理論を学ぶ時間もあります。またきもの基礎講座などの座学(講義)の時間もあります。

 

Q:着装の授業では何を習いますか?

A:半幅帯を用いる普段着やおしゃれ着、名古屋帯を用いる訪問着の他に袋帯を用いる振袖、留袖などの礼装の着装(着付け)と帯結びやコーディネート、マナー等を習います。
着装の授業では自分できものを着る「自装」と人にきものを着せる「他装」の両方を学びます。

 

Q:染色の先生はどのような方が指導をされているのですか?

A:絞り染、友禅染共にプロの職人、染色作家の方が指導を行っています。プロから技を直接指導してもらうことができる他、デザインや技法の相談にも応じてくれます。

 

Q:卒業時にどのような資格を取ることが可能ですか?

A:専門学校を卒業するので卒業時には専門士の資格を取得できます。また卒業までの取得目標資格として東京商工会議所・和裁検定(4級~)、日本ファッション教育振興協会・和裁技術認定試験(初級~)、全日本きもの振興会・きもの文化検定などの検定試験を受験します。
また本校きもの芸術科、きもの技術科を卒業すると、厚生労働省の着付け職種技能検定を実務経験免除で受検できます。

 

Q:制作するきものなどの生地は学用品代とは別に購入することになりますか?

A:和裁の授業では最初の基礎縫いや肌襦袢を制作するための生地は入学時にお支払いいただく学用品代の中に含まれています。浴衣を制作する段階から各自で生地を用意していただきます。

 

Q:着付けに使うきものや帯は自分で買っておく必要がありますか?

A:着装の授業で使用するきものや帯は学校に貸し出し用のものが用意してありますので、全て買い揃える必要はありません。
もし自分で持っているものがあれば、それを利用していただいて結構です。

入学関連(オープンキャンパス、募集要項、入学手続き、奨学金など)

 

Q:オープンキャンパスに参加すると何か特典はありますか?

A:オープンキャンパス、体験学習にご参加いただくと、願書提出時に選考料(昼間部は20,000円、夜間部は10,000円)が免除になります。

 

Q:来春卒業と同時に本格的にきものの勉強をしようと思っています。「清水学園」に入学するにはどんな条件があるのですか。入学試験はあるのですか?

A:専門課程は入学試験はありません。書類選考のみです(場合によって面接を行う場合があります)。きものが好き、和裁や着付けを学びたい、染色や友禅の技術を習得したい、という気持ちさえあれば十分。願書に必要事項を記入して卒業見込み証明書(既卒の方は卒業証明書)、成績証明書を本校へ提出して下されば結構です。専門課程への入学をご希望の場合は「高校卒業以上」が原則です。清水とき・きものアカデミアの附帯教育である「別科」は15歳以上の方ならどなたでも入学できます。年齢の上限もありません。

 

Q:大学受験と並行して入学を考えています。大学の合否が分かってから出願することは可能ですか?

A:本校では推薦入学期間をほとんどの大学の合否が判明する2月末までとしておりますので、合否が判明してから出願していただけます。
また合否が判明する前に出願したり入学金等を納める必要もございません。本校に入学を決めた時点で願書を提出し、費用を納めていただいて結構です。

 

Q:今他の専門学校に通っていますが、2年生からきもの芸術科やきもの技術科に編入はできますか?

A:原則といたしましてカリキュラムは昼間部は2年(夜間部は3年)で全てのカリキュラムをこなすことになっていますので、編入はできません。
また他校様とカリキュラムや課題制作が異なるのも編入ができない理由となります。

 

Q:募集定員はありますか?募集は定員になった時点で終了ですか?

A:昼間部は各科10名、夜間部は各科4名が定員となっています。本校はできる限り一人一人の生徒の方に目が行き届くように、また細かく指導ができるように少人数制のクラス編成になっています。
定員になるまで募集は続けますが、定員になっても場合によっては願書提出が可能な場合もございます。本校入学係までお問い合わせ下さい。

 

Q:願書の提出方法は郵送のみですか?

A:願書のご提出は平日10時~17時30分(土曜、日曜、祝日はお休みです)の時間で学園3F事務局で窓口受付もしております。
郵送の場合は封書の左端に「入学願書在中」とご記入いただき、ご郵送下さい。

 

Q:入学金、授業料などの入学に関する費用の振り込みはいつまでにすればよいのでしょうか?

A:願書をご提出いただくと、約二週間後に書類選考の結果をご通知いたします。入学許可の場合は約二~三週間後にお送りする書類に入学許可証の他、費用のお振込みに関するご案内も同封いたします。
ご案内の中に費用の振込期限が記載してありますが、ご相談いただければ振込期限の延長も考慮いたします。

 

Q:推薦入学制度は社会人も利用することはできますか?

A:社会人の方も大学生の方も利用することができます。その場合卒業された学校の推薦書は不要ですが、書類選考のための最終学歴の成績証明書と卒業証明書は必要になります。

 

Q:卒業してから年数が経ってしまい、卒業した学校に卒業証明書と成績証明書の発行をお願いに行ったら「成績証明書の発行に必要な個人の成績の記録が残っていないので、卒業証明書は発行できるが成績証明書は発行できない」と卒業した学校の事務局に言われました。この場合どのようにすればよいのでしょうか?

A:その場合は卒業した学校から「成績証明書は保管義務期間が過ぎているので発行できない」という旨が記入された理由書を発行してもらって下さい。書式はその学校の様式で結構です。
卒業後に母校に卒業証明書や成績証明書を発行してもらう場合、ほとんどの学校が発行までに二週間程度の日数を要しますので、出願時には早めに取り寄せるようにして下さい。

 

Q:今通っている高校は推薦書を発行していないのですが、その場合はどうすればいいのですか?

A:その場合は推薦書のテンプレートが本校にあります。ご連絡いただければすぐに発送いたします。届いた書類を担任の先生または進路指導の先生に提出して記入をお願いして下さい。
※高校在学中の成績や出席日数などによっては学校が推薦書を発行しない場合があります。その場合はご相談下さい。

 

Q:入学時に授業料を分納することは可能ですか?

A:授業料の分納は可能です。原則として前期・後期の2回払いとなりますが、ご事情によりご相談いただければそれ以外の分納方法も考慮いたします。
原則として入学金、施設費、諸管理費、学用品、予納費、校友会費につきましては入学時に全額お支払いいただきます。

 

Q:奨学金を利用できますか?

A:日本学生支援機構(JASSO)の貸与型奨学金の第一種および第二種をご利用いただけます。
高校生の方は高校在学中に予約採用の申し込みを各高校で行って下さい。

また条件付きになりますが、東京都育英資金貸付制度もご利用いただけます。

 

 

Q:学校独自の奨学金はありますか?

A:学校独自の奨学金はありません。日本学生支援機構、国の教育ローン、東京都の育英資金貸付制度(条件があります)などを利用して下さい。

 

Q:入学後に奨学金を申し込むことは可能でしょうか?

A:可能です。高校生の方は高校在学中に予約採用(予約申し込み)ができますが、既卒の方などは入学後に申し込むことになります。入学後に申し込むと貸与開始が早くても6月からになりますが、その場合初回の振込時に4月から遡って振り込まれますので、予約採用の方と同額の貸与額となります。

学生生活(アルバイト、通学定期購入、学生寮、地域など)

 

Q:放課後はアルバイトをしたいのですが、宿題はたくさん出ますか?

A:先生によっては復習の意味で宿題や課題を出す時もありますが、基本的には実習も含めて授業内で収まるようにしています。
昼間部は届を出していただければ夜間部が始まるまでは教室で自習をすることもできます。
実習の多い学校ですので、授業に差し障りのあるようなアルバイトの入れ方はしないで下さい。

 

Q:通学定期はどのようになりますか?

A:入学式の日に通学定期の申込用紙を配布いたします。当日発行する証明書を持って駅で通学定期をご購入下さい。

 

Q:夜間部も通学定期を利用できますか?

A:年間授業時間数の関係で通学定期を申し込めるのは昼間部のみです。夜間部の方は通勤定期をご購入下さい。

 

Q:学生寮はありますか?

A:本校では都内最大級の寮数を所有する「共立メンテナンス」と提携し、学生寮のご紹介をしております。ご希望の方には無料でパンフレットもお送りしています。一泊だけの短期利用も可能(有料)ですので、オープンキャンパスの参加時や体験入寮としてもご利用いただけます。寮のお申し込みは願書提出後になります。
寮は部屋のみのタイプからバストイレ付きのものまでさまざまなタイプの部屋があります。寮には寮長さん、寮母さんが必ず常駐しています。

 

Q:地方在住なので東京の地理がよく分かりません。寮はどのような場所を選べばよいでしょうか?

A:なるべく寮から学校まで1時間以内の通学時間になるような場所の寮をおすすめいたします。
寮は冷蔵庫や洗濯機、机やベッドなどが完備されていますので、アパートやマンションを借りて家具一式を買いそろえるよりも初期費用をおさえることができます。

 

Q:渋谷駅に乗り入れている路線を教えて下さい。

A:本校の最寄り駅である渋谷は8路線(JR(山手線、埼京線、湘南新宿ライナー)、東京メトロ銀座線、半蔵門線、副都心線、東急東横線、東急田園都市線、京王井の頭線、相模鉄道(相鉄線))が乗り入れています。寮あるいは一人暮らしをしながら通学するのであれば、なるべく乗り換えをしなくてすむような場所に住む方が通学に便利です。
副都心線の一部の列車は東武東上線、西武池袋線と直通運転をしていますので、東武東上線、西武池袋線からも乗り換えなしで渋谷に通えます。

※2023年3月より相模鉄道(相鉄線)と東急東横線の相互乗り入れが開始されました。これにより相鉄線の一部の列車が渋谷直通となりましたので、現在は8路線の乗り入れとなります。

 

Q:地方に住んでいますが進学を機に上京を検討しています。渋谷というと流行のファッションやサブカルチャー発信の街というイメージもありますが、怖い街というイメージもあります。学校周辺の環境はどうですか?

A:本校はスクランブル交差点やバスケットボールストリート(センター街)などいわゆる渋谷のにぎわう繁華街のある方向とJRの路線をはさんで逆の方向になる静かな地域にあります。
近くには青山学院大学、実践女子大学、國學院大學、国連大学などがある学術地区と呼ばれている地域の中に本校もあります。近くには交番もある他、繁華街と異なり周囲には住宅やオフィスビルが並んでいます。大地震発生時の一時避難場所となる公園(美竹公園)もすぐ近くにあります。