きものを学び直したい、きものでキャリアアップしたい
本校に入学する方の特徴として高校や大学を卒業後に本校に進学される方の他、社会人を経験してから本校に入学される方も少なくないという傾向があります。
勤め先を離職して本校に入学される方の他、お昼間に仕事を続けながら夜間部に入学される方もいらっしゃいます。
もともときものを仕立てられるようになるのが夢だったから、子育てが一段落して自分の時間を持てるようになったから学び直しのために学校に通いたいから、今は別の仕事をしているけど将来的にきものに関する仕事に就くために技術を学んだり資格を取得したいから、などと理由は人それぞれですが、社会人を経験したからこそ自分の将来の目標をしっかりと持って入学されています。
学園生活は通常の授業の他に古典芸能鑑賞教室やきもの産地を訪ねる研修旅行、外部講師をお招きして講演を行っていただくきもの大学、自分で制作した浴衣で出演する浴衣ショー、卒業作品発表会など充実した学園生活を過ごすための楽しいイベントが目白押しです。
また和裁検定、きもの文化検定など資格取得のための試験も開催しています。ほとんどの試験は学校受験の形式をとりますので本校で受験ができます。
【きもの芸術科】
きもの制作に関するを技術を幅広く総合的に学べる学科です。和裁や着装の他に絞り染めや友禅染めの技法も学びます。
【きもの技術科】
きもの制作技術の中心となる和裁をメインに学べる学科です。将来和裁関係の仕事を目指す方に向けたカリキュラムになっています。
【ファッション科】
初代学校長の清水登美が考案した清水式立体裁断を基礎とする洋裁技術を中心に、きものの学校独自の和の感覚を取り入れた和と洋を融合した作品制作技術を学べる学科です。
・卒業後会社に勤務していましたが、どうしてもきものが縫えるようになりたいという昔からの夢を実現するために思い切って入学しました。
・事務系の仕事をしていたが、将来的にきものに関する仕事がしたいと思い資格と技術取得のために本校を選びました。
・子供が大きくなり手がかからなくなったので、若いころからの夢であったきもの制作に関する技術を習得したいと思い入学しました。
・仕事を辞めて進学するのは経済的に難しかったので、仕事を続けながら学べる夜間部がある学校を探し、この学校を選びました。
・入学前は自分だけ年齢が違ったらどうしようと不安でしたが、若い人達とも仲良く机を並べて楽しく学んでいます。
・同じように社会人を経て目標をもって入学した人が努力している姿を見ると自分も頑張らなければと思い何事も真剣に取り組んでいます。
・入学前は自分だけ授業についていけなかったらどうしようと不安でしたが、同じく社会人を経験して入学した方と励ましあいながら学んでいます。
現在産学一体が主流の専門学校のシステムの中で本校はいち早く就職に直結する知識や技術の修得を目標に掲げています。
本校ではきものに関する技術や知識を学んで専門職に就職、転職される方の就職活動をサポートしています。
本校の専門課程を卒業される方には長い伝統のもとに築き上げた和装業界、ファッション業界との信頼関係、また卒業生の活躍などにより高い求人率と就職率を誇っています。