昨日ご案内した通り、今回のブログでもきもの芸術科の生徒さんが自分で染めて仕立てた浴衣や袷のきものをご紹介いたします。
まずは自分で染めをほどこした布を仕立てた浴衣です。
片身替わりの文様と配色の浴衣です。あるアニメの登場人物の衣装がデザインのモチーフになっているそうです。何のアニメだか分かりますか?
絞り染をほどこした袖がアクセントになっています。また墨色系統の色はムラなく染めるのが難しいのですが、上手く染めていますね。
それでは作品と一緒にご本人にも登場していただきましょう。
続いては同じ生徒さんがこの浴衣の前に仕立てた袷のきものです。
裏の八掛の色の取り合わせも落ち着いた感じのいい色の組み合わせになっています。
袖付けも衿もよくできています。
それではもう一度ご本人に登場していただきましょう。
そしてもう一人袷を仕立てた生徒さんがいらっしゃいますので、ご紹介いたします。
塩沢紬の袷長着です。袷は単衣と違って表地と裏地の素材が異なると生地の伸縮率も異なるので、格段に縫うのが難しくなるのですが、どの生徒さんも丁寧にちゃんと仕立てていますね。
9月には東京商工会議所の和裁検定もありますから、2年生の生徒さん達は袷の仕立てをまだまだ練習していきますので、卒業する頃にはもっともっと上手になっていくことでしょう。来年の作品発表会が楽しみです。
前回・今回の撮影に協力してくれた生徒の皆さんありがとうございました!次の作品の完成も楽しみにしています。
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