今年の春休みに生徒さん達有志が新宿高田馬場にある伝統工芸士・髙橋孝之先生の工房で墨流し染の技法で染めた生地を仕立てましたので、ご紹介したいと思います。
染めの体験実習では高橋先生自ら一人一人にご指導いただき、それぞれ個性のある作品が完成しました。
体験実習当日の様子です。墨流し染は水を張った長細い水槽に染料を落とし、器具などを使って水面に浮いた染料を動かすことによって模様を作っていく染色技法の一つで、高橋先生はこの墨流し染の第一人者です。
どれ一つとして同じものがないのが墨流し染の特徴です。
それでは生徒さん達が染めて仕立てた作品をご覧いただきましょう。まず最初の生徒さんの作品です。
使用する染料の色や道具によって同じものは二度と作れないのが墨流し染の魅力です。当日は4人の生徒さん達が実習に参加しましたが、それぞれ異なる個性的な模様が出来上がっていました。
それでは続いての生徒さんの作品です。
偶発的にできるマーブル模様がデザインとして成立しています。
残りの生徒さん達の墨流し染の作品も仕立て上がったらこちらでご紹介したいと思います。
高橋先生ならびに工房のスタッフの皆様体験実習当日はお世話になりました。心よりお礼申し上げます。