専門学校 清水とき・きものアカデミア専門学校 清水とき・きものアカデミア

生徒さん達の作品展を開催いたしました(その4)(生徒の作品・2年生和裁編)
(学園からのお知らせ)

更新日:2024年3月21日
カテゴリ: 生徒の作品

今回も3月1日~3月8日に行われた生徒さん達の作品展から作品をご紹介いたします。今回はきもの芸術科、きもの技術科2年生の和裁作品をご紹介したいと思います。

それではまず最初の作品です。きもの芸術科2年の生徒さんが仕立てた袷道行コートです。

縞や格子といった直線の柄が入ったものは、ずれないように縫わなければいけないのでテクニックが必要になるのですが、きちんと縫うことができましたね。

 

 

続いてはこちらの作品です。こちらも袷道行コートです。縫うのが難しい生地だったそうですが、こちらも上手に仕立て上がりましたね。

 

続いてはこちらの作品です。

初めて絽のきもの地を縫ったそうですが、くけが多くて縫うのが大変だったのですが、柄が気に入って購入したので頑張ったそうです。上手くいってよかったですね。

 

 

続いての作品はこちらです。

大島紬で単衣長着を仕立てました。糸こきが大変だったそうですが、苦労した分いい仕立て上がりになってよかったですね。

 

 

続いてはきもの技術科の生徒さん達の作品をご覧いただきます。まず最初の作品はこちらです。

レース地で仕立てた創作浴衣で、昨年の夏に開催した浴衣ショー用に制作したものです。上前の裾をひらひらさせたくて追加のレースをいれてあるのがお洒落ですね。

 

 

続いてはこちらの作品です。同じく浴衣ですが、こちらの浴衣は「モルフォ蝶」をイメージしてスリットの間に別な布を入れて仕立てた創作浴衣です。

 

普通の浴衣ではなくちょっとオリジナリティを入れたものを作るのがきもの技術科の真骨頂ですね。

夏に開催した浴衣ショーの様子はこちらからご覧いただけます。

続いての作品に参りましょう。こちらは袷のきものです。共衿を付ける工程が一番難しかったそうですが、難しいところを克服できた仕上がりになってよかったですね。

 

続いての作品はこちらです。絞りの生地で仕立てたコートです。絞りは通常の生地と違って凹凸がありますので縫うのに技術を要しますが、上手くできましたね。

 

2年生は展示した作品の他にも卒業式で着るきものや袴を仕立てるなど数多くの作品を仕立ててきました。本校で学んだ2年間で上手くできたこと、思い通りにいかなかったこと、いろいろあると思いますが、全くの和裁初心者からスタートしてここまでたどり着いたことは自信として良いと思います。

2年生は就職する人、きものプロ科に進む人など卒業後はそれぞれの道を歩みます。これからも本校で培った続ける力を活かして次のステージに活かして下さい。期待しています!

次回も引き続き作品展の様子をご覧いただきます。お楽しみに!