6月17日に本校連鎖校の都・村上裕子きもの教室の先生方と生徒さん達(着付け生、所作生)によるきものショー《パリ・オペラ座HAPPY KIMONO PROJECT》がフランスのパリにある演劇の殿堂、オペラ座で開催され、約80名の参加者と約70名の観覧者でにぎわいました。
長い歴史を有するオペラ座でも、きものショーが開催されるのは初めてのことだそうです。
第一部のオペラ座大階段では着付け師によるパフォーマンス、帯結び披露、舞い、着物姿によるランウェイウォークが行われました。
大階段フィナーレでは墨アーティストの海老原露巖氏による見事な書のパフォーマンスがトリを飾りました。
第二部となるグランホワイエでは舞いに始まり、村上先生デザインによるきものドレスの披露、および白無垢の着装がステージ上で行われました。
ショーに参加された方々からは「まさかオペラ座という大舞台で開催できるとは思いませんでした!皆で力を合わせて、無事に成功できたことに感無量です(着付け生)」「大人になってからまさか自分が踊りで舞台に立つとは思いませんでした!新しい世界を満喫しております(所作生)」など皆様感激と感動に包まれた一日となったようです。
また当日ショーをご覧になった方々からは「オペラ座と着物という画が予想以上に美しく、これまで見たことのない世界に圧倒されました!」と演じる側、観る側が一体となったショーになりました。
本校卒業生で今夏のショーを主催した村上裕子先生は、「これからは《心を籠める》着装道の精神を世界中にお伝えすることができますよう、一層邁進してまいります」と仰っています。
村上先生、生徒の皆さまお疲れさまでした!次回も楽しみにしております。