前回に引き続き、今回も生徒作品展における展示作品をご紹介したいと思います。今回はきもの芸術科1年生の絞り染の作品をご紹介いたします。
きもの芸術科は1年生の染色の授業時に絞り染を習います。その中に課題として風呂敷を染める課題があります。それぞれが習った絞り染の各種技法を用いてデザインを考えて染めました。
それでは最初の作品です。風呂敷の中心に大きな胡蝶蘭を、四隅に竜胆の花の文様を絞りの技法で染めた作品です。
絞りの作業を一つ一つ丁寧に行った成果が出た作品ですね。
次の作品はこちらです。草間彌生さんの作品をモチーフに制作した作品です。地染めをしてから絞り染をしています。
次の作品はこちらです。タンポポの綿毛をいろいろな絞り方で表現しています。
アップにするとこのような感じです。
続いての作品はこちらです。真ん中の大きなリボンがポイントだそうです。
続いての作品はこちらです。森や蝶をイメージして制作したそうです。のどかな光景がいいですね。
さていよいよ風呂敷の最後の作品です。『獣の奏者』で真王と大公が戦場で対峙するシーンをイメージして作ったそうです。
真ん中を流れる川がダイナミックに染められています。
いかがでしたでしょうか。きもの芸術科は2年生に進級すると今度は友禅染の実習を行います。次回はそのきもの芸術科2年生の友禅染作品をご紹介したいと思います。次回もお楽しみに!