新型コロナウイルス感染拡大の影響で本校は今週まで一学期の授業が続きます。
スタートこそ遅れたものの、生徒さん達は皆頑張って課題制作に取り組み、浴衣も次々と完成しています。
本日はきもの芸術科、きもの技術科の一年生の作品をご紹介いたします。
ではまず最初の生徒さんの作品です。
今年は新学期の開始が遅れ、自宅学習の期間もあったことから、清水とき学校長から専門課程の生徒全員に「とき浴衣」の反物がプレゼントされましたので、一年生は最初に縫う浴衣は皆お揃いの浴衣になりました。
記念すべき自分の手で仕立てた浴衣第一号になりますから、生徒さんにとっても思い出に残る一枚になると思います。
同じ浴衣を仕立てても、生徒さんの背丈などによって微妙に異なるのがお分かりいただけますでしょうか。
そしてこちらはきもの技術科1年の生徒さんです。女物が終わり、早くも男物に取りかかっています。
和裁の先生は「和裁の上達のコツはとにかく数を縫うこと」とおっしゃっています。一枚目よりも二枚目、二枚目よりも三枚目と徐々に上達して、手が慣れることで縫うスピードも速くなっていきます。
一年生はこれから卒業までまだまだたくさんの作品を仕立てていくことになると思います。これからの作品にも期待しています!