皆様連休いかがお過ごしでしょうか。きもの文化検定、七五三服装調査、研修旅行と大忙しの11月を過ごしています。この3連休は生徒さん達にとってちょっと一息いれるお休みになっているのではないでしょうか。
今日はそんな忙しい毎日の中できもの芸術科1年の生徒さんが仕立てた綿絽の「子供用四つ身単衣きもの」と、共布で仕立てた羽織と帯をご紹介いたします。
四つ身とは身丈の4倍の長さで袖以外の身頃を裁って仕立てた子供用のきもののことで、およそ4歳から10歳前後の子供が着るきものです。
四つ身に同じく共布で仕立てた羽織を着せるとこのようになります。
さらに共布で昼夜帯と巾着袋も作りました。昼夜帯とは両面使える帯の事です。今の言葉に直せば「リバーシブルの帯」ということですね。
四月に入学して基礎縫いから始まり、襦袢、男女ゆかたから子供物まで進みました。この調子でどんどん素敵な作品を作って下さいね。