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きもの芸術科の生徒さん達が染めて仕立てた絞り染の浴衣と帯が完成しました(生徒の作品)
(学園からのお知らせ)

更新日:2025年6月24日
カテゴリ: 生徒の作品

今回はきもの芸術科2年の生徒さん達が1年生の時に絞り染の授業で染めた浴衣や帯が仕立て上がったので、その作品をご覧いただきたいと思います。それでは早速最初の生徒さんの作品です。

オレンジ色の鮮やかな雪花絞りの浴衣と村雲絞りなどの技法を使って染めた涼しげな青色の半幅帯です。

 

 

染めはもちろん仕立ても全て自分で行いました。

 

帯はリバーシブルになっていますのでどちらを表に出すかによって印象が変わりますね。

 

 

それでは続いての生徒さんの作品です。こちらはさわやかな若草色の村雲絞りの半幅帯です。

 

 

 

同じ村雲絞りの技法でも、布を寄せる力加減や色の差し方によってさまざまな模様が生まれるのが面白いですね。

それでは続いての生徒さんの作品です。

 

衿の下に見えるのは「梅花絞り」という中国の絞り染の技法です。

 

こちらは日本の絞り染の技法の一つである帽子絞りという技法です。

 

 

帯の方は他の生徒さんも良く用いる村雲絞りと「軍隊絞り」という絞り染の技法を用いています。

 

こちらが軍隊絞りになります。軍隊絞りとは物々しい名称ですが、軍隊で慣れない針仕事に悪戦苦闘した兵隊さん達の縫い方に似ていることから名付けられたものだそうです。

 

きもの芸術科の生徒さん達が一年生の絞り染の授業の時に染めた浴衣や帯地を2年生に上がるタイミングあたりで仕立てます。

染めの作品は一人一人色も柄も異なりますので、個性が出て興味深いですね。

次回もまた生徒さんの作品をご紹介したいと思いますのでお楽しみに!