10月31日(金)に京都研修旅行が行われ、本校専門課程と別科の講師および生徒、および中日文化センターを中心とした中部の関連校の講師および生徒が秋の京都を訪れました。
朝新幹線で東京駅を出発し、途中名古屋で中部組と合流し、一路京都へ。まずは上京区大黒町にある渡文織物株式会社の展示施設「織成館」へ。
ここでは渡文代表取締役社長で西陣織工業組合理事長の渡邉隆夫様をはじめ、代表取締役専務・渡邉健次様他、社員の方々から西陣織についての説明を受け、西陣織の作品や機織り機などを見学しました。
渡文HP http://www.watabun.co.jp/
昼食は織成館の隣にある「織成茶寮」にて特製のお弁当をいただきました。
丁度この日誕生日を迎えたきもの芸術科の生徒さんがいらっしゃったので、全員でハッピーバースデーの合唱になりました。
昼食後は同じく上京区にある服部織物株式会社へ移動しました。こちらも200年以上の歴史を持つ機屋さんです。
服部織物でも代表取締役の服部正毅様をはじめ、社員や職人の方々に作品や糸見本、織りについていろいろとご説明いただきました。
和やかな雰囲気でお話をして下さった服部正毅様。
工房内では図案と織の説明を常務取締役の服部一正様にしていただきました。
服部織物HP http://www.hattoriorimono.co.jp/index.html
最後は上京区から中京区へ移動し、最後の見学場所である株式会社千總へ。千總は何と450年以上の歴史を持つ京友禅の老舗です。
こちらでも資料室で京友禅について詳しく解説していただきました。今友禅染を習っているきもの芸術科の2年生や、来年度友禅染を習う1年生は大いに参考になったのではないでしょうか。
千總では代表取締役社長・仲田保司様、制作本部副部長・森輝昭様より京友禅について詳しく解説していただきました。
千總HP http://www.chiso.co.jp/top.html
最後は京都駅に戻りお土産を買って一路名古屋、東京へ。日帰りの少しあわただしい行程でしたが、参加された方には実り多い研修旅行になったことでしょう。
本校ではこのように毎年染織のふるさとを訪ねる研修旅行を開催しています。また研修旅行では普段見学できない場所や作品を見学することが可能です。
皆様も本校に入学して来年はご一緒に研修旅行に行きませんか?ご入学お待ちしております。
資料請求はこちらからどうぞ。
末筆になりましたが今回の研修旅行で大変お世話になりました渡文織物様、服部織物様、千總様に心より御礼申し上げます。