4月にきもの芸術科、きもの技術科に入学した新入生も基本縫いの練習や肌襦袢を経て浴衣の仕立てに入ります。
毎年6月に入ると浴衣第一号が次々と仕立て上がってきます。
今年もそろそろ浴衣が完成し始めましたので、早速完成した作品を紹介していきたいと思います。
まずはきもの技術科の生徒さん達の作品をご紹介いたしましょう。七宝文様のシックな浴衣です。
初めて縫った女物の浴衣ということですが、衿や衽なども初めてとは思えないほどきれいに仕立ててありますね。
裏の「居敷当て」もきちんと縫い付けてありますね。
続いてはこちらの作品です。
こちらも丁寧に仕立ててありますね。
肩当てもきれいについけてあります。
それでは3人目の生徒さんの作品です。
縫い方を一つ一つ覚えながら仕立てていくのが大変だったとのことでしたが、よくできていますね。
縫い目もきれいに揃っていますね。これからたくさんの浴衣やきものを縫っていくともっときれいに揃ってきます。
こうして完成した作品の画像を見ていると生徒さんの成長と進歩が手に取るように分かります。
それでは続いての生徒さんの作品です。
このような細かい縞文様の浴衣やきものは仕立てる時に曲がったりゆがんだりするとそれが目立ってしまうので実は仕立てが大変なのですが、縫い目の部分も線がまっすぐに揃っていますね。
それでは本日最後の生徒さんの作品です。涼しげな桔梗文様の浴衣ですね。
こちらの生徒さんも丁寧に仕上げてありますね。2枚目の浴衣も楽しみです。
裾の「くけ」も上手く縫えていますね。
居敷当てはこのように二目出すようにして縫い付けます。
一枚目の浴衣が完成した生徒さん達は今二枚目に挑戦中です。完成したらぜひまたブログに載せたいと思います。
次回はきもの芸術科の生徒さん達が仕立てた浴衣をご紹介します。お楽しみに!