専門学校 清水とき・きものアカデミア専門学校 清水とき・きものアカデミア

生徒さん達の作品展を開催いたしました(その2)(生徒の作品・日本刺繍&染色編)
(学園からのお知らせ)

更新日:2024年3月13日
カテゴリ: 生徒の作品

前回に引き続き本校記念ホールで開催した生徒さん達の作品展の様子をご覧いただきます。今回は日本刺繍&染色編ということで生徒さん達が日本刺繍や染色の授業で制作した作品をご紹介いたします。

それではまず日本刺繍の作品からご紹介いたしましょう。最初の作品はこちらです。きもの芸術科2年の生徒さんが制作した基礎練習です。ねじり梅の図案になっています。

 

続いての作品は同じくきもの芸術科2年の生徒さんが制作した刺繍半衿です。刺繍をほどこした半衿は豪華ですね。

 

続いての作品もきもの芸術科2年の生徒さんが制作した半衿です。同じく刺繍半衿です。完成まであと少し。頑張って!

 

続いての作品は夜間部きもの芸術科2年の生徒さんの制作した刺繍半衿です。花と葉のグラデーションが上手くできたので大満足だそうです。

 

続いての作品はきもの芸術科1年生の作品です。好きなキャラクターの半衿を作ったそうです。

 

どのようなきものに合わせるのでしょうか。着る楽しみが一つ増えましたね。

 

日本刺繍最後の作品はこちらです。別科で日本刺繍を習っている方の作品です。花に囲まれた愛犬の写真でしょうか。毛並みが巧みに刺繍で表現されていますね。

 

さて続いては染色作品をご紹介いたします。まずはきもの芸術科1年生の制作した絞り染の作品です。鹿の子絞りの帯揚げを作りました。色の自分で使い勝手の良さそうな色に染めたそうです。

 

続いての作品はこちらです。自分の好きなクラゲをモチーフにしてまだ持っていない色に染めたそうです。

 

続いての作品はこちらです。3つの絞りの技法を使って染めた手拭いです。難しいけど楽しかったとのことですが、難しさの中にある作品作りの楽しさが経験できたのは大きいですね。

 

続いての作品はこちらです。海面をイメージして模様にしたそうです。理想の色柄に染められてよかったですね!

 

続いての作品はこちらです。「蛍絞り」という絞りの技法で染めました。色も可愛い色に染まってますね。

 

絞り染最後の作品はこちらです。板締めの技法で染めた浴衣です。数回試作を重ねて染めたそうです。3回染めたので地色に深みが出ていい作品に仕上がりましたね。

 

続いてはきもの芸術科2年生の生徒さん達が制作した友禅作品です。まずはこちらの作品からご紹介いたしましょう。

1組の写真の上の方が太鼓部分の柄に、下の写真が前胴部分の柄になります。

紅型風の名古屋帯です。下絵から糸目糊まで8か月かかったそうです。色使いも素敵ですね。卒業してもきものを着る時は大切に使って下さいね。

 

 

続いての作品はこちらです。最後の仕上げで途中のミスを上手くカバーできたそうですが、きれいに仕上げることができて良かったですね。個性的な模様の帯ができました。

 

 

続いての作品はこちらです。小説「後宮の烏」をイメージして作った作品だそうです。自分の好きな物語やアニメをモチーフに作品を作ることができるのも楽しいですよね。

 

 

続いての作品はこちらです。かわいいフクロウ柄の名古屋帯です。思ったより時間がかかって苦労したそうですが、無事完成してよかったですね。どんなきものに合わせるのでしょうか?

 

 

続いての作品はこちらです。浮世絵風の描写で見事なタコと魚が描かれています。市販品にはないオリジナリティあふれる作品ですね!

 

 

続いての作品はこちらです。かわいいパグの表情や雰囲気が難しかったそうですが、上手く仕上げることができましたね。

 

 

さて本日最後の作品です。きもの技術科を経て現在きものプロ科1年の生徒さんの作品です。専門課程に通う傍らで夜間に別科で友禅を3年学びました。

 

昨年は見事な白竜の名古屋帯でしたが、今年は鳳凰を描いた羽織を制作しました。羽織は洋服に合わせて着るために男羽織にしたそうです。もちらん仕立ても自分で行いました。

 

生徒さん達の作品はいかがでしたでしょうか。限られた時間の中で作品を完成までもっていくのは技が必要になればなるほど難しくなっていくと思いますが、その先にある達成感は制作した本人でないと思います。

これから就職して作品を作ることからは離れてしまう生徒さんもいると思いますが、目標に向かう努力は何でも応用できると思いますので、辛いことや苦しいことがあったらこの作品を作っていたことを思い出して下さい。

 

次回は手芸の作品などをご紹介したいと思います。お楽しみに!