最近は作品の出来上がるペースが速いので手芸の作品をご紹介していましたが、今回は夜間部のきものプロ科の生徒さんが仕立てたきもの等をご紹介したいと思います。
きものプロ科になると作品の完成に要する時間も短くなりますので、一気に5点の作品をご紹介いたします。
まずは最初の作品です。こちらは袷の女児用四つ身のきものです。もともと長着だったものを四つ身に仕立て直したものです。
袖の丸みもかわいいですね。
裾からちらりと見える赤がアクセントになっています。
次の作品も袷の女児用四つ身です。こちらは羽織だったものを四つ身に仕立て直したものです。
袖には「ふき綿」が入っています。ふき綿を入れることでフォルムが美しくなります。
続いての作品は女物の袷長着です。
ちょっと多めに揚げをとっています(笑)
続いての作品は被布衿羽織です。元々の衿の形を変えて被布衿に仕立て直したものです。
飾り紐の色も羽織にマッチしています。
衿もきれいな丸みになっています。
最後の作品も羽織です。こちらは付け下げのきものを仕立て直して被布衿の羽織にしたものです。
このようにきものを羽織にしたり羽織を四つ身にしたり仕立てかえることで別なものにリメイクできるのがきものの良いところですね。
和裁の実技は枚数を縫って覚えれば覚えるほど縫うスピードが上がり、次々と作品ができあがります。これからも卒業までにまだまだたくさんの作品を完成させて下さい。楽しみにしています!