11月上旬は各地で七五三の行事があり、渋谷の街を歩いていても時々かわいいきもの姿の子供たちを見かけました。
七五三できものを着せてもらったことをきっかけに、きものに興味を持ったという生徒さんもいらっしゃいます。
今回はその七五三で三歳の女の子が着る被布をきものプロ科1年の生徒さんが仕立てましたのでご紹介いたします。
被布は元々僧侶や医師または俳人や茶人などの通人がきものの上から羽織っていた上着の一種で、江戸時代から女児の衣装にも用いられるようになりました。
三歳の子供が被布を着る時は帯は用いませんので、小さいお子さんでも楽に着ることができます。
写真のように女児用の被布にはかわいい飾りをつけます。こちらの作品の飾りも生徒さんの手作りです。
飾りは普通左右対称にすることが多いのですが、こちらの作品は左右で数と大きさを変えているのもポイントです。
また袖などにつけたフリルもオリジナリティがあってかわいいですね。
専門課程は卒業、進級まであと4か月となりました。和裁検定、きもの文化検定も終わったので、しばらくは作品制作に時間をかけられると思います。また何か作品ができましたらこのブログでご紹介いたしますのでお楽しみに!
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