9月9日(土)に東京商工会議所主催の和裁検定(4級・3級)が本校4Fにて行われました。
今年は本校専門課程の生徒さんおよび通信教育を受講中の生徒さん、地方の連鎖校、関連校の生徒さん合わせて31名が今年の検定試験に挑戦いたしました。
こちらは4級の試験の様子です。
実技試験の他、筆記試験もあります。
夜間部の生徒さんも頑張っています。
こちらは3級の試験の様子です。
部分縫いでは男物の袖を縫いました。
静かな教室の中、鏝を出し入れする音ときものが擦れる音だけがシンとした教室に響きます。
3級の試験は朝9時に始まり夕方4時45分に終わりますので、ほぼ一日がかりの試験になります。
4級は制限時間内に浴衣などの単衣のきものを1枚、3級は制限時間内に裏地のある袷のきものを1枚縫わなくてはいけません。3級は袷の着物を縫う実技試験の他に部分縫いの実技試験もあります。
未完成は失格となりますので、生徒さん達は講習会に出席し、制限時間内に縫い上げるために模擬試験を行ったり、何度も時間を計ってペース配分を研究していました。
その努力が実って専門課程の生徒さん達は3級、4級共に全員が時間内に作品を完成することができました!よかったですね!
また3級は受検者全員が制限時間内に作品を完成することができました。試験の合否結果は来月発表になりますが、結果が今から楽しみです。
生徒さん達は休む間もなく今度は10月のきもの文化検定に向かって勉強を始めます。2学期は忙しい学期ですが、充実した学生生活を送っていただければと願うばかりです。