今日の渋谷は昼過ぎに突然の大雨が降りました。
外を歩いていた方々は大変だったと思います。衣服が濡れてお風邪など召されないようお気をつけ下さい。
さて本日は本校の和裁通信教育を受講中の生徒さんの作品を2点ご紹介したいと思います。
お一人目の作品は子供用の四つ身です。
写真では分かりにくいのですが、この作品は生地が広幅の生地なので耳ぐけが折りぐけになっています。それがかえって作品に品を生んでいます。
紐の飾り縫いもきれいにできていますね。
「くけ」とは、単衣の着物を仕立てる時に、前、後ろ身頃の脇を縫った時に縫い代が動かない様に止める縫い方です。
さてもう一つは通信教育のカリキュラムの中で最後の提出課題である袷長着です。
最後の課題なので、これまで習った技術の集大成になる作品です。縫い方、くけ方、衿付け、衽付け、袖など細部まで大変丁寧に仕立てられています。
ここまでの道のりは大変なことも多かったかもしれませんが、ご自身のペースでコツコツと課題を消化して、作品を提出していった積み重ねが作品として現れるのが和裁通信講座のいいところだと思います。
提出課題が全て終了すると、生涯学習インストラクターの資格取得を目指すことができます。
皆様も本校の通信教育できものを縫えるようになってみませんか。入学は随時受け付けております。
ご入学を検討の方向けに、オープンキャンパスも開催しております。
何度でも参加可能ですので、お気軽にお越しください。
資料も無料配布しています。