3学期に入り、進級、卒業を迎える生徒さん達の作品制作も少しあわただしくなってきたようです。
今回はきもの芸術科、きものプロ科の手描き友禅の授業の様子をのぞいてみましょう。
こちらはきもの芸術科2年の生徒さんが糊置きをしているところです。専用の照明器具の上に下絵と布を置いて下から光を当てて、ゴム糊で線画をトレースしています。
下絵に沿って慎重に糊を置いていきます。生徒さんが右手に持っているケーキのデコレーションに使うようなチューブの中に糊が入っていて、糊を絞り出しながら描いていきます。
こちらはプロ科の生徒さんが青花で下絵を描いているところです。青花の液は水溶性なので、色を付けた後で洗い流すと消えてしまいます。
こちらもなかなかの力作になりそうですね。完成が楽しみです。