前回の生徒作品に引き続き、今回も生徒さん達が仕立てたきものをご紹介したいと思います。
今回はきもの芸術科の2年生が仕立てた単衣と袷のきものです。それではまず単衣の方からご紹介いたします。
今年の春に新宿・高田馬場にある伝統工芸士・高橋孝之先生の工房を生徒有志で訪れて墨流し染の体験学習を行っていただいた時に染めた作品を仕立てました。
青と墨色に混じった黄色がいいアクセントを生みだしていますね。
裏を見てもきれいに仕上がっています。
高橋孝之先生ご多忙の中御指導いただきありがとうございました。
続いては同じくきもの芸術科2年の生徒さんが仕立てた大島紬の袷のきものです。
生徒さんのおばあ様が持っていた生地をもらって仕立てたそうです。
世代を超えて着ることのできる伝統的な文様ですね。
仕立てられるものが増えるほどに、縫う枚数が増えるほどに、和裁の奥深さも見えてくると思います。
難しい技術も一つ一つ乗り越えていってもらえればと願うばかりです。
また他の生徒さん達の作品が出来上がり次第こちらでご紹介したいと思いますのでお楽しみに!