本校の別科の「きもの着装講座」を修了後、全国各地で連鎖校として着付けや和裁の教室を開講している方々がいらっしゃいます。
今回はそのような先生方の中から北陸の富山県氷見市で連鎖校「都ともきもの着付け教室」を開いている谷内田とも子先生の活動をご紹介させていただきます。
谷内田先生はお教室運営の他に地域社会へ貢献できるようさまざまな活動をされています。昨年12月16日には現地氷見市で国際交流に取り組む団体「アクト・グローバリー・ヒミ」の依頼で外国人学生と伝統文化を体験するイベントを開催しました。
当日は大勢の大学生や高校生の外国人の学生の方々がきものの着付けを体験し、皆さん初めてきものを着て大いに盛り上がったそうです。
この活動の様子は12月17日付の富山新聞にも掲載されました。
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谷内田先生はご自分の教室の他に受け持っている氷見市の教養講座でも氷見市親子きもの教室などの着付け教室を担当していらっしゃいます。
今年の2月12日には昨年度オープンした氷見市芸術文化館において先生と生徒全員できものの第一礼装の留袖を着用して館のイベントに参加されました。
また3月13日には氷見市の中央公民館において日頃の成果を披露する発表会も開催され、教室に通う生徒さん達が大勢参加、出演されたそうです。
※写真提供/谷内田とも子先生
※プライバシー保護のため写真の一部に加工をしてあります。
このようなそれぞれの地域で活動をされている連鎖校の情報もまたこのブログで取り上げていきたいと思います。
1月1日の北陸地方を襲った大地震で谷内田先生や生徒さん達も一時避難されるなど大変なこともあったようですが、これからも困難に負けずきものを通して地域の輪を広げていただきたいと思います。谷内田先生頑張って下さい!