本日は本校の別科染織工芸科・日本刺繍コースで日本刺繍を学んでいる生徒さんの作品をご紹介いたします。
まずは最初の生徒さんの作品です。
作品は「八天童子」というタイトルがついています。
シンプルな色使いが作品に深みを与えていますね。刺繍が背景の地紋ともマッチしています。
それでは続いての作品です。
葛飾北斎の「祭屋台天井画・鳳凰図」という作品をモチーフにして刺繍で再現した作品です。
アップでみると、さまざまな日本刺繍の技法を駆使して仕上げているのがよく分かりますね。
こちらが実際に北斎が小布施滞在時に描いた「鳳凰図」です。
今にも鳳凰が飛び出してきそうな迫力ある作品です。
自由な感性で想像した作品を精密な技法で完成させていくのが日本刺繍の醍醐味です。
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