本校の着付けの授業では基本的な帯結びの他に、季節に合った名称の帯結びも習うことができます。
今回は着装専科の生徒さん達の作品をご紹介いたします。
「南天」という帯結び名です。赤い帯で南天らしさを出しています。
こちらは「雪花」という帯結び名です。こちらもこの時期らしい名前がついています。
最後は「寿の花」という名の帯結びです。新春にふさわしい名称ですね。
帯を結んでさまざまな形にしていくことを「表情を作る」といいます。心を落ち着けていかに「いい表情」を作れるかというところが帯を結ぶ人の腕の見せ所になります。
四季折々の表情をもつ日本と同様に、帯結びも季節や用途に合わせて結び方を変えることができます。これもきものの一つの楽しみ方です。