本日は専門課程・きもの芸術科2年生の生徒さんの制作しているユニークな柄の友禅染め帯をご紹介したいと思います。
生徒さんのデザインによる「鯛焼き」をモチーフにした作品です。
作品は地色の染が終わったばかりなので、まだ伸子針もついて乾燥作業の状態です。地色は鯛焼きにちなんで鉄板のような色にしたそうです。
反対側から見たところです。
鯛焼きの模様の部分は、まだゴム糊防染している状態です。こちらが帯を締めた時に前にくる部分の柄で…
こちらが後ろのお太鼓の部分にくる柄になります。
アップにするとゴム糊を点描の方法でつけていることがわかりますね。根気のいる作業です。
ゴム糊はこのようなケーキを作る時のチョコペンのような道具を使用します。
これから細かい部分の染めの仕上げを行い、ゴム糊を落として帯に仕立てれば作品は完成です。
完成した作品はまた後日アップしたいと思いますので、お楽しみに!