11月11日(土)に明治神宮にて毎年恒例の学校行事「七五三服装調査」を行いました。
この調査は本校が戦後間もなくから毎年この時期に行っている七五三に関する服装調査で、七五三の服装の変遷を通して社会の状況や世相の移り変わりが子供の服装にどのような影響を与えているかを調査し、その結果をメディアに発表、公開し、七五三と言う伝統行事の傾向や状況を広く発信し、調査結果は和装業界に参考にしていただいたり、新聞社などのマスコミを通じて広く周知に努めております。過去のデータを含めて学術関係者にご提供しているものです。
明治神宮・二の鳥居付近。調査は境内で行いました。
境内で調査を行う本校の講師と生徒
今年も大勢のご家族の方々にご協力をいただきました。調査にご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。
※ご協力いただいた皆様のプライバシー保護のため、正面から撮影した画像は使用いたしません。あらかじめご了承下さいませ。
定番の四つ身振袖以外にも、このような明治の女学生姿もありました。
七五三のきもの姿は毎年外国からの観光客からも注目の的になります。近年は日本に長期滞在している外国の方が日本にいる間の思い出として我が子に七五三の衣装を着せる方も増えているようです。
またこの他にも戦隊モノを意識した色柄の5歳男児の羽織など、時代の流れを感じさせる衣装もありました。
調査結果を見ると、和装と洋装の比率や年ごとのトレンド、レンタルきものやフォトスタジオ、インスタ映えを意識したものなど時代を反映した流れを七五三にも見ることができます。
また本調査は戦後間もなくから長期間定点観測で調査を実施している点で学術関係者からのお問い合わせも多く、過去のデータを含めて学術関係者の方々にも情報をご提供しています。
先生方&生徒の皆様寒い中ご苦労様でした。
調査結果は先生方によってまとめられ、昨日13日の午後からサンケイリビング新聞社、岐阜新聞社、新都心新聞社などマスコミ5社をお招きして、調査結果についての記者会見を行いました。
会見には実際に調査に携わった生徒さん達にも出席していただき、調査した感想などを述べていただきました。
当日撮影した写真はしばらく本校1Fロビーにて展示しております。ご興味のある方はぜひご来校下さい。