芸術の秋ですね。生徒さん達も日々作品の制作活動に励んでいます。
今日はきもの芸術科の2年生が仕立てた袷のきものをご紹介いたします。
まず一人目の生徒さんの作品です。

シックな色合いのきものですね。これならもっと大人になっても十分に着ることができますね。
裾や袖口、身八つ口などの仕上げもきれいにできています。



裏の仕立ても丁寧にしてありますね。


さて続いてもう一人の生徒さんの作品です。

縞文様のいい紬です。太さの異なる縞の組み合わせが粋ですね。
合わせ目もぴたりと決まっています。




裏もきれいに仕上がっています。

入学時に運針の基礎練習から始まって早1年半。生徒さん達の成長が手に取る様に分かります。
和裁は練習をしてもすぐに結果が出るものではありません。日々の一針一針の積み重ねがやがて成果となって現れます。
ゆっくりでいいので着実に成長していって下さい。