きもの技術科の1年生に続いて、きもの芸術科の1年の生徒さん達も一枚目の袷の長着が縫い終わりつつあります。
今日は芸術科で一番乗りで完成した生徒さんの作品をご紹介いたします。
モノトーンのシックな柄のきものです。
生地を縮緬ではなくやや硬めの化繊にしたため布が重なるところが針を通しにくく、針を数本折ってしまったそうです。
苦心の跡がみられる細部も見てみましょう。
八掛の色も自分で選んだそうです。表地のモノトーンの色にマッチしてシックな雰囲気になっていますね。
初めて仕立てた袷とは思えない程よくできていますね。
では最後にご本人と一緒に。
1年生の生徒さん達はこれから先たくさんの袷を縫っていくと思いますが、初めて袷を仕立てた時の初心をこれからも忘れずにきものを仕立てていってほしいと願っています。
さていよいよ来週月曜日の20日は卒業式、そして生徒の作品発表会です。生徒さん達の日ごろの成果をぜひ見に来て下さい。お待ちしております。