4月に入学したきもの芸術科、きもの技術科の1年生の生徒さん達も入
学して半年以上過ぎました。今回は最近1年生の生徒さん達が仕立てた
きものをご紹介いたします。
基礎縫いの練習から始まり、肌じゅばんの制作に続き、女物単衣、男物
単衣と仕立て方を習い、次の課題である子供のきものに取りかかりまし
た。
こちらは女物の浴衣です。初めての作品に比べるとどんどんと進歩の跡
が見られますね。
こちらは男性用の単衣長着です。
糸目もきちんと揃ってきました。
こちらは初めて仕立てた子供用の一つ身です。
一つ身はこのように紐をつけますが、このように縫い付けるところに
「紐飾り」と呼ばれる飾り縫いをほどこします。
これは入学して習う基礎縫いの一つです。
この学校に入って初めて和裁を習っている生徒さん達にとって、
毎日が自分の知らないことへのチャレンジです。
在学中にいろいろなきものを仕立てて、将来に活かせることが
できたらと願っています。
たとえば子供のきものは、自分がお母さんになった時に子供に
縫って着せてあげることもできます。
着付けを覚えれば、子供に浴衣やきものを着せてあげることも
できます。
卒業して社会に出ても学校で習った知識や技術を活かすことが
できるのが本校の特徴だと思います。
皆様も本校で一生使える技術を習得してみませんか。まもなく
11月より一般入学の願書受付が始まります。