本日4月6日に入学式を開催いたしました。
本日から新入生も迎えて新たな年度のスタートです。
桜の真花びらが風に舞う中、本校にやってきた新しいスーツ姿の新入生は皆キラキラしていました。
いつまでもその初心を忘れずに頑張っていただきたいと思います。
本日入学式における清水学校長のスピーチを要約して下記に記しますので、よろしければご一読下さいませ。
≪入学生の皆様へ≫
ようこそ清水学園へ。本校に入学されて嬉しゅうございます。
和裁にファッションに刺繍に染色、そして着付けと高等学校、大学、社会人とそれぞれ違った環境から入学された皆様は、今日からは日本の文化、全世界から注目される「きもの」を自ら裁ち、染め、縫い、着る、あるいは着せることができる人を目指すことになります。
そして学園生活では心優しく、礼儀正しい、美しい日本女性になれるよう普段の授業の他に大学講座、見学会、発表会と忙しい日々が始まります。和裁なら運針、基礎縫いから努力しましょう。何事も基礎は大切です。そして努力は必ず実を結びます。
作品はあなたの努力の結晶です。作品が次々と出来上がるごとに希望もふくらんでいきます。
そして学園生活の中で友達と大いに笑い、喜び、励まし合って下さい。
担任は学校の母親です。先輩はよき相談相手です。困った時は何でも私や担任を頼って下さい。前途に明るい希望をもって学園生活を謳歌して下さい。
この学園は103年の伝統をもつ学校です。「衣(い)は人なり」の校定を、そして「信念貫徹」「自発創作」「不屈努力」「共同奉仕」の四大綱領を自分のものとし、毎日勉学に励みましょう。あなたの栄光はあなたの努力によるものです。二年後三年後の三月が楽しみ努力していきましょう。
最後に両親への感謝を忘れずに。あなたのご卒業を誰よりも待ってくれているはずです。
それでは元気に毎日明るく、前途に希望をもって進みましょう。
毎日毎日、感謝の気持ちを忘れずに。
学校長 清水とき