ラストの3回目は春期きもの大学の様子をご覧いただきます。
卒業式で専門課程の卒業証書、別科の卒業証、各種認定書の授与式の後、まずは午前中の特別講義が行われました。今回のゲスト講師お一人目は銀座の老舗呉服屋「志ま亀」代表の武内美都先生にお越しいただき「日本のきもの美」についてご講演していただきました。
武内先生はお店からたくさんのきものや帯を持ってきていただき、作品を交えながらお話をしていただきました。
午前と午後の講義の間には記念写真の撮影も行われました。
下記の写真は清水とき学校長と本校で着付けを学んでいるかたが取得する資格の中で最高位の「正教授」とその次の位の「学士」を取得された方々の記念撮影です。
午後からは上野「道明」会長で道明組紐文化保存会主宰の道明三保子先生に「帯締めの格ときもの調和美」の題でご講演いただきました。
道明先生はテキストとスライドを使って組紐の歴史やご自身で調査研究されている組紐について分かりやすく解説していただきました。
このように年に4回本校と名古屋で開催されるきもの大学では、毎回多彩な講師をお招きしてきもの文化について興味深いお話をしていただいています。皆様もぜひご参加下さい。