10月17日は本校の創立記念日です。
本校は1911年に初代学校長の清水登美が岐阜県日置江で洋裁私塾を開いたことから始まりました。
洋裁という技術を身につけることによって、女性の社会的地位の向上と社会への進出を目標に1914年には日本初のミシン縫製を教える服飾学校「大垣裁縫塾」を設立し、1919年には東京・青山に進出しました。
その後戦前は豊島区大塚に学校と寮を開設しましたが、東京大空襲によって学園と寮が全焼したため、杉並久我山に分教場を開設し、その後渋谷の小学校や神社での仮校舎での学校運営の後に現在の場所に移転しました。
1952年より現在の学校の基礎となる和裁科を開講し、洋裁と並行して和裁や着付けなどの和の技術を教える学校になりました。その後和裁、着付けだけではなく、染色や日本刺繍の指導を開始し、本格的な和の総合教育を行う学校となりました。
1967年に学校法人の認可を受け、1976年には専修学校令によって専門学校に昇格しました。
以後今日まで全国でも数少ない和の総合服飾教育の専門学校として数多くの卒業生を輩出しています。