1年生の染色の作品制作もかなり進んできました。
染料や媒染材を調合していきます。ここで布を染めた時にどのように染まるかがほぼ決まるので慎重に量を量って作業を進めます。
布に染料を定着させるために大きな寸胴鍋で染料を温めながら染めていきます。色が染まったら取り出して水洗いをした後、つるして乾かします。
洗う前と洗った後で色が変わっているのがお分かりいただけますでしょうか。これが染色の難しいところです。
生徒は皆同じ色ではなく、一人一人自分の好きな色に染めていくので、一人一人違った色の作品が出来上がります。
きもの芸術科では1年生で絞り染めを、2年生で手描き友禅の基礎を学びます(夜間同じカリキュラムを1~3年で行います)。
基礎練習が終わるといよいよ自分でデザインを考えながらの作品制作にとりかかります。