4月にきもの芸術科からきものプロ科に進級した生徒さんが自分で染めた浴衣を仕立てました。
地白の浴衣に藍色で染めたものです。浴衣には大井川の渡しの様子が描かれていました、地を染めることでより川の渡し感が強調されましたね。元の柄である旅人が肩に担がれて川を渡っている様子がより情景が浮かんでくるような気がします。
布にシワをよせてわざと斑(むら)が出るように染めたものです。同じ色でも濃淡や染まらない部分もできるので、面白い模様になります。絞り染でいうところの村雲(郡雲)絞りという技法ですね。
和裁も3年目に入りました。仕立て縫い目に2年間の努力の跡が見えますね。
こちらは同じ生徒さんが仕立てた長襦袢です。
プロ科になると作品の精度も求められますが、和裁は数を縫うことで頭と体で覚えていく面もありますので日々研鑽を重ねながら精度と仕立ての早さに磨きをかけていきます。
2年生やプロ科になると袷の作品が中心になりますので、一つ一つの作品を完成させるまで時間がかかるため次々と作品をご紹介するというわけにはいかないかもしれませんが、また新しい作品ができましたらこのページでご紹介していきたいと思います。
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