専門課程1年生が初めて自分で仕立てた浴衣が次々と完成しています。早い人は2枚目に入っています。
今回も生徒さん達が仕立てた浴衣をご紹介いたします。
早速最初の作品をご覧いただきましょう。きもの技術科の生徒さんの仕立てた浴衣です。
こちらは2枚目と言うことで、1枚目より少しだけ縫いなれてきた感じが見受けられます。
和裁の上達方法はとにかく枚数をこなすことだと和裁の先生方はおっしゃいます。ご自身の和裁士としての経験からくる言葉なので、言葉に重みがありますね。
それでは続いての作品です。こちらはきもの芸術科の生徒さんの作品です。
自分で浴衣を仕立てる時は自分の寸法で仕立てますので、量販店の浴衣とは着心地が違うそうです。この浴衣を仕立てた生徒さんも実際に自分が着てみてまず思ったのは「着やすい!」とのことでした。
浴衣と言っても標準寸法から各部の自分の寸法を割り出して仕立てていきますので、洋服でいうところのオーダーメイドのようなものに近いと思います。
和裁においても自分で着ることで理解できる部分もあります。これからも練習を重ねてもっと着心地の良い作品を制作して下さいね。次回の作品の完成も楽しみにしています!