学年末を間もなく迎える専門課程では次々に作品が完成しています。
本日はきもの芸術科1年の生徒さんが絞り染の授業で染めた浴衣地を浴衣に仕立てましたので、ご紹介したいと思います。
きもの芸術科の生徒さん達は浴衣や帯を染める段階では、それぞれ思い思いの絞りの技法で作品を制作します。
こちらの生徒さんは「雪花絞り」という技法で生地を染めました。
雪花絞りとは板締め絞りの一種で、布を幾何学的に折り込んでその形状に合わせた板ではさんで防染する技法です。
染め上がった状態が雪の結晶のように見えることから雪花絞りの名前が付いたそうです。
確かに雪の結晶のように見えますね。
仕立てもこの1年の学習の成果が表れていると思います。
他の1年生の絞り染浴衣地も完成しつつあります。でき上ったらまたこのブログでご紹介したいと思います。