一足早く夏が到来したような6月1日に本校8F記念ホールにて【夏期きもの大学】が開催されました。
【きもの大学】は年に4~5回東京の本校と名古屋で開催される特別講習会で、外部のさまざまな講師の方をお招きし、講義を行っていただいています。またきもの大学は通信教育のスクーリングも兼ねています。
開講式、認定式の後、まず最初に有松絞の老舗、竹田嘉兵衛商店の社長、竹田嘉兵衛先生に有松絞の歴史と、各種絞りの種類を実物作品を交えて講義していただきました。
竹田先生には今回の講義のためにたくさんの資料をご用意していただきました。プロの職人が手掛けた緻密な絞りの作品の数々が披露される度に聴講生達からも感嘆の声が上がっていました。竹田嘉兵衛様並びに竹田嘉兵衛商店のご協力に改めて感謝申し上げます。
竹田嘉兵衛商店HP
http://www.takeda-kahei.co.jp/
昼食をはさんで午後の講義は時代衣裳研究科の黒岩律子先生による桃山時代から江戸の衣装に関する講義からスタートです。今回は黒岩先生には衣装をご用意いただき、本校の生徒さん達にモデルになってもらい、実際にモデルに衣装を着せながら解説していただきました。
こちらは武家の装束2点です。生徒さんには男装の麗人になっていただきました。
この続きはまた明日アップいたします。