本日はきものプロ科の生徒さんが制作した「袷のきもの」をご紹介いたします。
生徒さんが仕立てたのは江戸小紋のきものです。
江戸小紋は型紙に道具を使って微細な文様を彫った型紙を用いて型染をしたものです。遠目から見ると一見無地のきものに見えますが…
更に近づいてみると、ある四字熟語が文様になっているのが見えます。何だかわかりますか?
答えは「家内安全」です。
小紋は江戸時代に武家が裃などに使用していたものが町民の間にも流行し、さまざまな文様が考案されました。
江戸時代だけでも約2000種類以上の小紋の文様が制作されたと言われています。
仕立ての腕もどんどん上達していますね。
それでは最後にご本人に登場していただきましょう。
秋の和裁検定試験も頑張って下さいね!