いよいよ一学期も今週末で終了です。19日㈮には一学期の終業式とゆかたショーがあります。
きもの芸術科2年生はゆかたショーで1年生の時に絞り染の授業で制作した浴衣を仕立てて出演する生徒さんが多いのですが、今回はそのきもの芸術科2年の生徒さんが1年生の時に制作した絞り染の浴衣が完成しましたのでご紹介したいと思います。
それでは早速作品をご覧いただきましょう。
左右で色が異なる「片身替り」の浴衣です。緑の側には百人一首の菅原道真の歌「このたびは 幣(ぬさ)も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに」の一部が絞りで表現されています。
紅葉を見上げるウサギがかわいいですね。
絞り染は一定のパターンだけでなく、このような文字や絵も表現できます。そして手描きとは一味異なる奥深い味わいが生まれます。
2年生になれば浴衣の仕立ても慣れたものですね。とはいえ絞り染は絞りを施すことで布の収縮がありますから実は技術が必要です。
一学期の終了を迎える直前となり、次々と生徒さん達の作品が完成しています。次回も生徒さん達の作品をご紹介していきますのでお楽しみに!