きもの芸術科の授業の一つである手芸の時間では、和洋さまざまな小物の制作をしています。
今回はきもの芸術科の1年生が制作した小物を3点ご紹介いたします。
まず最初の作品です。綿プリントの生地を使用したがま口です。3種類の和柄の生地をパッチワークしてがま口にしたものです。
口を開くとこのような感じです。内も外も小花の模様がかわいいですね。
続いての作品はチャンキーニットのバッグです。
チャンキーニットとはローゲージで編まれた太めの糸で編まれたものを指します。ゲージとは網目のことで細かい糸で細かく編んだものをハイゲージ、逆に網目の少ないものをローゲージと言います。ローゲージを更に太い糸で編んだものがチャンキーニットということになります。
チャンキーニットは昨年あたりから流行していますが、見た目もかわいいですね。
ちなみに「チャンキー」とは「ぽっちゃりした」「ずんぐりした」という意味がありますが、これからの季節はこのモコモコ感が季節感を感じさせてくれます。
そして最後の作品は洋から和にガラッと変わってつまみ簪(かんざし)です。
前にもご紹介いたしましたが、生徒さん達はつまみ細工の技でいろいろなものを作っています。自分で仕立てたきものを着た時にこれを頭につけると、まさに全身ハンドメイドコーデになりますね。
生徒さん達はまだまだいろいろな小物を制作中です。また新しい作品ができましたらこちらでご紹介したいと思います。お楽しみに!