今回のブログはきもの芸術科、きもの技術科の2年生の生徒さん達の作品をご紹介いたします。
2年生になるときものも基本の袷（あわせ）長着だけではなく、いろいろなものを縫っていきます。
まず最初の作品です。こちらはきもの芸術科の生徒さんが洋服地を使って制作した羽織です。
きもの地と違って仕立てがちょっと大変な所もあったようですが、上手く仕立ててありますね。
洋服地はきもの地にはない面白さもありますので、こういう風に仕立てられるようになると技術の幅も広がる感じがします。
それでは制作した生徒さんご本人に登場していただきましょう。
続いてこちらはきもの技術科の2年生の生徒さんが制作した羽織です。
こちらは花柄のかわいいきもの地ですね。
細部も丁寧に仕上げてあります。
それではこちらもご本人に登場していただきましょう。
最後に二人一緒に作品が見えるように逆にして羽織ってもらいました。お二人ともたいへんよくできました。
さて最後はきもの芸術科の生徒さんが自分でデザインして染めて仕立てたなごや帯です。
きもの芸術科は2年生になると友禅染めを習います。これは最初に制作した染帯です。仕立ては和裁の時間に行いました。
この文様の部分は全て手描きです。きれいに描けていますね。
帯の太鼓の部分にはこの文様がきて…
帯の胴の部分にこの文様がきます。
こちらは隠しキャラ的な文様でしょうか？
伝統的な文様ではなく、新しいデザインや洋風のデザインも取り込んでしまえるのがきものの奥深いところです。
それではこちらも制作したご本人に登場していただきましょう。
このなごや帯は来週から吉祥寺のgallary re:tail（ギャラリー・リテイル）で開催される、本校で友禅染めを指導している高橋先生と指導を受けている生徒さん達の作品展でも公開される予定です。
ぜひ皆様も作品展に足をお運び下さい。お待ちしております。
