先週13日に本校にて東京商工会議所・和裁検定試験が開催されました。
東京商工会議所の和裁検定は厚生労働省の和裁検定と並ぶ和裁の資格検定で、この検定の1級、2級に合格し資格を所持している人たちがいわゆる「プロの和裁士」と呼ばれる人たちになります。
東商の和裁検定は4級から1級まであり、4級、3級はそのプロ和裁士のための登竜門となっています。
4級は浴衣、3級は袷(あわせ)のきものを制限時間内に縫うことが主な試験内容になります。
本校は和裁検定の開始当時より毎年指定試験会場となっており、今回も4級、3級の試験会場になりました。したがって本校の生徒達は普段授業を受けている教室で普段使っている裁ち机や道具で受検することができます。
受検する生徒さん達は教室に張り紙をして気合を入れていました。
こちらは4級の試験会場です。試験中教室はピンと空気が張りつめています。
こちらは3級の会場です。3級以上になると試験がほぼ朝から夕方まであります。実は和裁検定試験は日本で一番試験時間の長い検定試験と言われていて、2級、1級は二日間試験があります。
毎年受検者が全員合格することを教職員一同は切に願っています。そして合格できるように日々の授業の中で指導を行っています。