夏休みに入り4日が経ちました。本日も一学期に生徒さんに生徒さんが仕立てた浴衣をご紹介いたします。本日はきもの芸術科1年の生徒さんが仕立てた浴衣をご覧いただきます。
それでは最初の作品です。作品は2枚目の女物浴衣です。
月に桔梗と萩の文様の浴衣です。きもののおしゃれとして、「文様は季節を半歩先取りする」というのがありますが、まさにそうなっていますね。このように秋を連想させる文様が浴衣に多いのはそのためです。
ちなみにこの浴衣はお母さん用だそうです。最初に自分用の浴衣を作ったら、その次は家族や友人の分を、男物ならお父さんや兄弟の分や彼氏の分を仕立てる人は結構いるようです。
手作り…といってもかなり大きな手作り品ですので貰った方もかなり嬉しいのではないでしょうか。
それでは続いての作品です。こちらもきもの芸術科1年の生徒さんが仕立てた浴衣です。
一人目の作品はほんのりと秋を感じさせる柄でしたが、こちらは今のシーズンにピッタリの大輪のひまわり柄の浴衣です。
もし今回の1枚目と2枚目を両方持っているなら夏の初めにひまわり柄の浴衣を、夏の終わりに月に萩と桔梗の浴衣でローテーションしたいですね。
衿付けや袖付け、くけ縫いも少しずつ上達しているようです。
夏休みが明けたらすぐに和裁検定試験ですから生徒さん達は夏休みに入っても気が気ではないかもしれませんが、休める時はしっかり休んで二学期に備えて下さい。
でも夏休み中も家でもできる運針の練習はしておくと二学期が始まってもスムーズに手が動きますよ(和裁の先生からの伝言(笑))