１０月２１日（金）に本校専門課程、別科課程、及び連鎖校、関連校の
関係者と生徒さん達は群馬県・富岡と桐生に研修旅行に行ってきました。
今日は当日の様子をレポートいたします。
朝９時に学園を出発し、まずは日本遺産にも指定された後藤織物を訪ね
ました。
広大な敷地内に由緒ある建物が並んでいます。後藤織物さんは県内有数
の機屋の一つです。
建物の内部も見学させていただきました。
生徒さん達も熱心に写真や動画を撮っています。
後藤織物の後藤常務様に織り機について丁寧な説明をしていただきま
した。
解説と共に後藤織物様の所有する数多くの貴重な織物の作品を見せて
いただきました。
続いて桐生織物記念館を訪れました。
博物館の建物は登録有形文化財にも指定されています。
館内には桐生織物の歴史と織物産業に関する数多くの資料が展示され
ています。
映画「利休」で使用された衣装も展示されていました。
こちらでも展示の解説を詳しくしていただきました。
また館内の機織りの体験コーナーでは生徒さん達が織り機に触れるこ
ともできました。
続いて桐生から群馬県の富岡に移動し、世界遺産に指定された「旧富
岡製糸場」を見学いたしました。
敷地内には往時の製糸業の隆盛をしのばせるレンガ造りの建物がいく
つも立ち並んでいます。
建物内部には製糸業に関する機械の機械などの展示と実演も行われて
います。
製糸工場の内部は専用の機会が整然と並んでいます。見学している生
徒さんと比べると、製糸場内部の大きさがお分かりいただけると思い
ます。
こちらでもガイドの方に詳しくご説明いただきました。
和裁を習っている生徒さんもきもの地の元になるシルクの歴史や製造
工程に触れて思いを新たに和裁に取り組んでくれれば幸いです。
最後に全員で記念撮影で研修旅行は終了です。
参加した生徒の皆様お疲れ様でした。
お世話になりました後藤織物、桐生織物記念館、富岡製糸場の関係者
の皆様には心より感謝申し上げます。
