きもの技術科1年の生徒さん達が初めて手掛けた浴衣が仕立て上がりましたので、ご紹介したいと思います。
きもの技術科1年の生徒さん達は今年の4月に入学して運針練習、基礎縫い、部分縫い練習を終え、先月半ばから初めての浴衣の仕立てにチャレンジしていました。寸法出しから柄合わせ、裁断などを経て仕立てまで全ての工程を約3週間で終えて先週仕立て上がったばかりです。
それでは早速ご覧いただきましょう。まず最初の生徒さんの作品です。
細部まで丁寧に縫っていますね。
衿付けや背中心が大変だったそうですが、苦労した甲斐がありましたね。
現在2枚目の浴衣に取り組んでいるそうです。2枚目も完成したらまたこのブログでお披露目していただきましょう。
それでは次の生徒さんの作品です。
丈が長いので背縫いが大変だったそうですが、上手くできていますね。
袖の丸みも良くできました。
居敷当ても丁寧に付いてあります。
ついこの前入学して和裁を習い始めた生徒さん達が2か月たたないうちに浴衣を縫い上げて「どこが難しかった?」とたずねると「耳ぐけが難しかった]とか「背縫いが大変だった」という風に和裁の専門用語がすっと出てくるようになったのを聞くと、成長してるなぁと思います。
二人とも今2枚目の浴衣を制作中とのことですが、1枚目より早くできると思いますので、また仕立て上がったらこのブログでご紹介したいと思います。まもなくきもの芸術科の初めての浴衣も完成すると思いますので、こちらも順次ご紹介していきたいと思っていますので、どちらもお楽しみに!