9月16日、17日に(一社)全国和裁着装団体連合会・東京商工会議所共催の第66回和裁検定試験が開催され、本校の専門課程、別科、通信教育生も合格に向けてチャレンジしました。
本校は和裁検定試験の会場の一つになっていますので、本校の生徒さん達は皆普段授業を受けている学校で受検をすることができます。本校の生徒さん達は外部受験生の方々と一緒にそれぞれ2級~4級の試験を受験しました。
3級実技試験の受検風景
4級実技試験の受検風景
2級実技試験の受験風景
4級はこの他に筆記試験、3級は筆記試験と部分縫いの試験、2級は二日目に部分縫いと筆記試験があります。
普段の授業の和やかな雰囲気とは異なり、ピリピリした緊張感のある中で生徒さん達は全力で試験の課題にチャレンジしました。
試験の結果は来月判明しますが、上手くできた人も上手くいかなかった人もこの試験を受けたことを今後の学生生活、きもの生活に活かしていただければと願っています。
試験は普段の自分の力が100%出せるとは限りません。せっかく合格する実力はあるのに本来の力が出せない人もいれば、自分の力以上のものを発揮する人もいます。
「あらゆることに備えて万全の準備をすること」「自分で納得できるまで懸命に努力すること」「結果を受け止めて次のステップへとつなげていくこと」
試験を受ける意義はこれに尽きると思います。
受検した生徒さん達にとってこの和裁検定試験が教訓となり、糧(かて)となりますように。