3月19日に本校8F記念ホールにて令和3年度の卒業式・認定証授与式を開催いたしました。
当日は専門課程昼間部・夜間部の卒業証書授与の他、別科卒業証授与、ならびに各種認定証の授与式なども行われました。
着装の最高位であるきもの着装正教授および準最高位であるきもの着装学士の資格授与式も行われました。
今回卒業する令和3年度の専門課程の卒業生は正にコロナ禍の中で学生生活をおくることになった世代となってしまいました。
いきなりの入学式延期、短縮授業、各種イベントの中止など、本来なら楽しく充実した学生生活が待っていたはずなのに、予想もしない厳しい現実に直面することになりました。
そのような中でこつこつと技術を学び、知識をたくわえ、試験に挑み、「学ぶべきことを学び、成すべきことを成す」その姿勢にはいつも頭の下がる思いでした。
いろいろな制約のある中での学生生活は、おそらく満足とは程遠いものだったかもしれませんが、いつか、きっとその苦労が生きる上での大きな力となっていくことを祈るばかりです。
卒業された生徒の皆様はこれからそれぞれの道を歩んでいきます。
その一歩一歩踏み出す道の先に明るい未来が待ち受けていることを教職員全員心より願っています。
ご卒業おめでとうございます。
そして来週から112年目の新しい学期が始まります。新入生の皆様は本校でどのような歴史を刻んでいくのでしょうか。