1月16日に本校専門課程・きもの芸術科の生徒が西早稲田にある東京染め小紋と江戸更紗の工房「富田染工芸」に郊外学習に行きました。
富田染工芸は大正3年創業の老舗で、江戸時代より続く小紋染めと江戸更紗の染め生地制作を行う工房です。隣接の博物館「東京染ものがたり博物館」では江戸小紋の制作工程を見学したり、小紋染めの体験をすることができます。
本校生徒は工房の中を見学した後、体験実習として小紋のこぎれ染めの体験を行いました。
生徒達は普段授業で絞り染めや手描き友禅を習っていますが、小紋の型染めは初めてということで工房の職人の方々の指導で丁寧に作業を進めました。
慎重に型紙の上に防染糊を置いていきます。
最後は自分の名前を糊で筒描きして完成です。こぎれは袱紗(ふくさ)に仕立てて1か月後に学校に送ってくれるそうです。作品の到着が待ち遠しいですね。
最後は博物館の前で参加者全員と引率講師の全員で記念撮影です。
本校ではこのように染織の伝統工芸に触れる機会を設けています。皆様も本校ですてきな日本の伝統文化に触れてみませんか。