三学期が始まって約1か月が経ちました。学年末となり生徒さん達の制作活動もピッチが上がってきたのではないでしょうか。
本日はきもの芸術科1年の生徒さん達が初めて仕立てた袷のきものときもの技術科の生徒さんが仕立てた単衣のきものをご紹介いたします。
それではまずはきもの芸術科1年の生徒さん達が仕立てた袷のきものからご覧いただきましょう。
二学期の途中から取り組んでいたものが年末に完成しました。お正月はこれを着て出かけたそうです。
初めて裏地のある袷にチャレンジしたようですが、なかなか上手く縫えているのではないでしょうか。
それでは続いてもう一人の生徒さんの作品です。同じく女物の袷きものです。
こちらも上手く縫えていますね。
2年生になると袷のきものが中心になりますので、この調子でどんどん作品を仕立ててもらえればと思います。
それでは続いての作品はきもの技術科1年の生徒さんが仕立てた単衣のきものです。
きもの技術科はきもの芸術科に比べて和裁の時間数が多いので、基本的に作品の数も多くなります。単衣のきものはまず浴衣地で単衣の縫い方を練習しますが、そのあときもの地でも単衣を仕立てます。
昨年4月の入学時にはまだ懸命に運針練習をしたり基礎縫いの練習をしていた1年生が10か月でここまで成長したことは自信を持っていいのではないかと思います。
来月には学年末試験もありますので、生徒さん達はまだしばらく忙しい日々が続きます。