本日まで専門課程各学科の生徒さん達の作品を展示するミニ作品展を学園2Fギャラリーにて開催いたしました。
ご来場いただけなかった方々のために展示した作品の画像を1点ずつ公開いたします。
それではまず最初の作品2点です。日本刺繍の授業で制作した刺繍入りの半衿です。クラゲとバラがモチーフになっています。
クラゲは金糸、銀糸で輪郭をとっているところがポイントだそうです。
花や葉のグラデーションがきれいに見えるように頑張ったそうです。
続いては絞り染の授業で制作した作品です。
花札の役をイメージした作品だそうです。柄のアイデアが面白いですね。
こちらの手ぬぐいはカーブする部分を作るのが難しかったそうですが、いい感じの仕上がりになりましたね。
こちらのハンカチは中心の部分を色が薄くなるように染めたのがポイントだそうです。狙い通りの出来栄えですね。
こちらは絞り染の浴衣です。柄合わせにこだわった作品だそうです。確かにこだわりが分かりますね。
続いては友禅染めの授業で制作した作品です。「化けだぬき」というタイトルだそうですが、かわいい雰囲気に仕上がりました。友禅の糸目もきれいです。
続いては和裁の作品です。1年生は授業で仕立てた浴衣を展示しました。
ろうけつ染めの浴衣ですが、柄合わせもバランスよくきまっていますね。
和裁を習い始めてから2枚目の浴衣だそうです。1枚目より縫い目がきれいにできるようになったとのことですが、これからたくさんのきものを仕立ててもっともっと上手くなって下さい。
続いては2年生が仕立てた夏用の薄物です。画像でもお判りいただけると思いますが、薄物なのでこのように飾ると窓の外が透けて見える位薄い生地を仕立てています。先生と一緒に柄合わせを相談しながら裁断したそうです。
こちらは同じく2年生が仕立てた鬼しぼ縮緬地色無地の袷です。
最後の作品はきものプロ科の生徒さんが仕立てた女物袷長着です。夏休みの間に頑張って仕立てたそうです。
今回はミニ作品展でしたので作品数もちょっと少なめでしたが、年度末に開催する卒業・進級作品発表会ではもっと数多くの作品を展示する予定です。次回もぜひまたご観覧下さい。