和裁検定試験も無事に終わり、生徒さん達は2学期の課題作品の制作に日々取り組んでいます。
本日はきもの技術科2年の生徒さん達が仕立てた袷をご紹介いたします。
それでは早速最初の生徒さんの作品をご覧いただきましょう。
綺麗な友禅染の袷きものです。こちらの生徒さんは袷は3枚目ということですが、今回初めて縮緬の生地での仕立てにチャレンジしました。
今回初めての縮緬地とうことで縫うのが大変だったそうですが、背中心も繰り越し揚げなども綺麗に縫えていますね。
八掛の色も表地と調和していてナイスセレクトですね。
次の作品も期待できますね!それで続いて同じくきもの技術科の生徒さんの作品です。
こちらは練習用に二分の一の縮尺で制作した袷の雛形です。
雛形とは実際のきものの二分の一や三分の一の縮尺で裁断して仕立てた作品で、実物を作る前に一度雛形を作ってから実物に取り掛かる場合もあります。
縮尺サイズとはいえ、仕立ては実物と同じように仕立てます。ちょうどドール用のきものとほぼ同じサイズになりますね。
さて本日最後の作品は同じくきもの技術科の生徒さんが仕立てた滝縞文様の袷きものです。
こちらの生徒さんも3枚目の袷だそうです。枚数の縫うごとにどんどん上達しているのが分かりますね。
八掛の色は先生のアドバイスでこの色にしたそうです。表地の青色ともマッチしていますね。
2年生はこの学校に入学して約1年半となります。卒業まであと約半年。これからどのような作品を制作していくのか楽しみですね。
次回はきもの芸術科2年の生徒さんの作品をご紹介したいと思いますのでお楽しみに!